0626 教員国際調査
中学教員、日本が最も多忙 国際調査 部活や事務が負担に 中日新聞トップ記事、見出しである。 20140626
リードには、経済協力開発機構(OECD)は二十五日、中学校の教員の勤務環境や指導状況を調査した国際調査の結果を公表した、とある。
>一週間の仕事時間の参加国平均は三八・三時間で、日本だけが五十時間超。カナダ(アルバータ州のみ参加)四八・二時間、シンガポール四七・六時間が続き、最も少ないのはチリ二九・二時間だった。
日本の教員の授業時間は一七・七時間で平均の一九・三時間を下回ったが、授業の準備は八・七時間(平均七・一時間)。二つを合わせた授業に関係する時間は平均と同じだった。一方で、書類作成などの一般的な事務業務は五・五時間(平均二・九時間)、部活動など課外活動の指導は七・七時間(平均二・一時間)と多かった。
調査は二〇一二~一三年に各国で実施し、今回が二回目。日本は初参加で、全国の国公私立百九十二校の校長と教員計約三千七百人が回答した。
中段の見出しは、トヨタ燃料電池車 700万円で年末発売 とある。20140626
記事には、トヨタ自動車は二十五日、セダンタイプの燃料電池車(FCV)の販売価格を七百万円程度に設定し、国内で来年三月までに発売すると発表した、とある。
トップの左側には、<理想の盲点>(1) 日本、白星なき敗退 C組最下位2大会ぶり とある。20140626
記事には、サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第十三日の二十四日(日本時間二十五日)、クイアバなどで一次リーグ最終戦四試合が行われ、C組の日本代表はコロンビアに1-4で完敗した、とある。
記事の見出しに、「井の中の蛙」崩れた日々、とある。
中日春秋
2014年6月26日
駅へ向かういつもの道。押しボタン式の信号で渡ろうとしたら、おばあさんがボタンに手を伸ばすところだった。だが、押す構えのまま、動きを止めている。けげんに思っていると、目の前を路線バスが通り過ぎていった
ようやく青信号になり横断歩道を渡り始めると、おばあさんがはにかんだような笑みを浮かべつつ、小さな声で話し掛けてきた。「待たせてごめんなさいね。いつもお世話になっているので」
おばあさんは横断歩道の近くまで来ていたバスを信号で止めないよう、通り過ぎるのを待ってボタンを押したのだ。自分がいつも頼る「足」への感謝を込めた、さりげない心遣いだった
鹿児島県で起きたJR九州の特急脱線事故で、運転士が無料通信アプリLINE(ライン)に現場の写真を投稿し、「死ぬかと思った」と書き込んでいたという。乗客の命を預かるプロの口から、何と軽い言葉が発せられることか
名古屋では市バス運転手のミスが後を絶たないそうだ。免許証を忘れたり、寝過ごしたり。そんな過ちがここ三カ月弱で二百件近くになるというから、気が気ではない
精密時計のごとき日本の公共交通網を動かす現場の苦労、ストレスは相当なものだろう。しかし、声に出さずとも感謝と信頼を寄せる人は無数にいる。「みんなの足」を担うすべての人たちに、あのおばあさんの笑顔を見せてあげたかった。
中学教員、日本が最も多忙 国際調査 部活や事務が負担に 中日新聞トップ記事、見出しである。 20140626
リードには、経済協力開発機構(OECD)は二十五日、中学校の教員の勤務環境や指導状況を調査した国際調査の結果を公表した、とある。
>一週間の仕事時間の参加国平均は三八・三時間で、日本だけが五十時間超。カナダ(アルバータ州のみ参加)四八・二時間、シンガポール四七・六時間が続き、最も少ないのはチリ二九・二時間だった。
日本の教員の授業時間は一七・七時間で平均の一九・三時間を下回ったが、授業の準備は八・七時間(平均七・一時間)。二つを合わせた授業に関係する時間は平均と同じだった。一方で、書類作成などの一般的な事務業務は五・五時間(平均二・九時間)、部活動など課外活動の指導は七・七時間(平均二・一時間)と多かった。
調査は二〇一二~一三年に各国で実施し、今回が二回目。日本は初参加で、全国の国公私立百九十二校の校長と教員計約三千七百人が回答した。
中段の見出しは、トヨタ燃料電池車 700万円で年末発売 とある。20140626
記事には、トヨタ自動車は二十五日、セダンタイプの燃料電池車(FCV)の販売価格を七百万円程度に設定し、国内で来年三月までに発売すると発表した、とある。
トップの左側には、<理想の盲点>(1) 日本、白星なき敗退 C組最下位2大会ぶり とある。20140626
記事には、サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第十三日の二十四日(日本時間二十五日)、クイアバなどで一次リーグ最終戦四試合が行われ、C組の日本代表はコロンビアに1-4で完敗した、とある。
記事の見出しに、「井の中の蛙」崩れた日々、とある。
中日春秋
2014年6月26日
駅へ向かういつもの道。押しボタン式の信号で渡ろうとしたら、おばあさんがボタンに手を伸ばすところだった。だが、押す構えのまま、動きを止めている。けげんに思っていると、目の前を路線バスが通り過ぎていった
ようやく青信号になり横断歩道を渡り始めると、おばあさんがはにかんだような笑みを浮かべつつ、小さな声で話し掛けてきた。「待たせてごめんなさいね。いつもお世話になっているので」
おばあさんは横断歩道の近くまで来ていたバスを信号で止めないよう、通り過ぎるのを待ってボタンを押したのだ。自分がいつも頼る「足」への感謝を込めた、さりげない心遣いだった
鹿児島県で起きたJR九州の特急脱線事故で、運転士が無料通信アプリLINE(ライン)に現場の写真を投稿し、「死ぬかと思った」と書き込んでいたという。乗客の命を預かるプロの口から、何と軽い言葉が発せられることか
名古屋では市バス運転手のミスが後を絶たないそうだ。免許証を忘れたり、寝過ごしたり。そんな過ちがここ三カ月弱で二百件近くになるというから、気が気ではない
精密時計のごとき日本の公共交通網を動かす現場の苦労、ストレスは相当なものだろう。しかし、声に出さずとも感謝と信頼を寄せる人は無数にいる。「みんなの足」を担うすべての人たちに、あのおばあさんの笑顔を見せてあげたかった。