106 吉田の「吉」の字の上側は、「士」か「土」か
名前の由来を文字に求めると、土か、士かという書き分けができる、そう考えるのは文字を使い、意味を付与するからである。
もともと、同じ長さのようであるということもあり、それをも時代の中で文字をどうとらえたかであって、その説明に古いものが字の起こりとしてとらえられることになる。
その時々に合わせて、書き方や、読みが決められるようなことがあると、つまり記録用であったり、取り決めごとになったりすると、そこにまた由来が求められるようなことになるだろう。
戸籍上の記録にかきわけて、それを本字とするという固有名の場合にはその文字づかいのほかには、その文字でなければならないから、記録としての証明にならないことになる。
名前に文字を工夫してしまうようなことである。
この人名の場合、吉字を、訓で、よい、としてみて、それを姓でもって、よし、と読むところで、その文字に由来を見ることになるであろうか。
字通
士は鉞（まさかり）の刃部を下にした形。口は、さい、祝詞を収める器。祝禱を収めた器を聖器で守り、その吉善を保つ意である。
きち 【吉】
［常用漢字］ ［音］キチ（呉） キツ（漢） ［訓］よい
以前からの疑問です? 吉田の吉の字ですが上部が土と士と二 ...
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2011/05/24 - 吉田の吉の字ですが上部が土と士と二通りあります。 吉田と書きましたら<きちだ>は間違い<よしだ>ですと言われ、士の字を土に直しました。 由来・歴史など ... 吉田という字の吉の上の士が土になっている場合の読み方も「よしだ」ですか?ただ.
＞i63さん 2011/5/2510:54:22
「吉」は漢字の源である甲骨文字の「鉞（まさかり）とサイという祝詞を入れる器との会意字」だそうです。それがやがて漢字になっていくのですが古代では上が長くても、下が長くてもどちらでも良く両方書かれたものが残っているそうです。それが唐時代に正字として下が短い「吉」と定められ現在に続いているのだそうです。しかし、唐時代でも一般庶民が楷書で書くときは上の長い「土」の方が格好が良いので「通字」（俗字）として使われていたのだそうです。従い、「土」の方は「吉」の単なる異字体であり極端に言えばどっちでも良い話だそうです。従い、吉田は＜きちだ＞としか読まないと言うことはなく＜よしだ＞とも読みます。
「吉田」という姓の「吉」の字の部首(冠部分) - Yahoo!知恵袋
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2010/02/14 - 「吉田」という姓の「吉」の字の部首(冠部分)の由来について私の姓は「吉田」と言います。職場で ... 本当に「吉」の字の部首（冠部分）が「士」か「土」かで先祖の職業の違いなどあるのでしょうか？ 閲覧数： ... そこで、武士だから上は士にして…
「吉田」さんの「よし」の字は、漢字変換すると、「士」（し）に下に「口 ...
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たまたま知り合った方が吉田さんで、吉田の「よし」は本当は「土」（つち）の下に「口」なんです。 と、教えてくれました。 昔の吉田さんは、土に口だったんですか？ ... 気持はわからなくありませんが、本来は「よしだ」の「よし」も「だいきち」の「きち」も同じ字です。
「吉」（よし）と言う漢字に付いての疑問をお尋ね致します。 - 国語 ...
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2004/04/18 - この「吉」の字の「士」の部分が「土」と下が長い（よし）を使う名字などがあります。例えば牛丼の「 ... 私の身の回りにも下の短い「吉田... ... するとそのよしださんが土じゃ農民じゃないか士にしてくれと怒られてしまい、書き直した覚えがあります。
「吉」という漢字の書き方・読み方 - BIGLOBEなんでも相談室
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2008/06/22 - きちろう」と呼びましたら、口の上の字は「士」ではなく、「土」なので、「よしろう」ですと言われました。 ... 吉」の口の上が「士」か「土」かで読み方が変わるということはありません。 ... 苗字の「吉田」の場合、「田」という字が附いているので、 農民の ..
名前の由来を文字に求めると、土か、士かという書き分けができる、そう考えるのは文字を使い、意味を付与するからである。
もともと、同じ長さのようであるということもあり、それをも時代の中で文字をどうとらえたかであって、その説明に古いものが字の起こりとしてとらえられることになる。
その時々に合わせて、書き方や、読みが決められるようなことがあると、つまり記録用であったり、取り決めごとになったりすると、そこにまた由来が求められるようなことになるだろう。
戸籍上の記録にかきわけて、それを本字とするという固有名の場合にはその文字づかいのほかには、その文字でなければならないから、記録としての証明にならないことになる。
名前に文字を工夫してしまうようなことである。
この人名の場合、吉字を、訓で、よい、としてみて、それを姓でもって、よし、と読むところで、その文字に由来を見ることになるであろうか。
字通
士は鉞（まさかり）の刃部を下にした形。口は、さい、祝詞を収める器。祝禱を収めた器を聖器で守り、その吉善を保つ意である。
きち 【吉】
［常用漢字］ ［音］キチ（呉） キツ（漢） ［訓］よい
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＞i63さん 2011/5/2510:54:22
「吉」は漢字の源である甲骨文字の「鉞（まさかり）とサイという祝詞を入れる器との会意字」だそうです。それがやがて漢字になっていくのですが古代では上が長くても、下が長くてもどちらでも良く両方書かれたものが残っているそうです。それが唐時代に正字として下が短い「吉」と定められ現在に続いているのだそうです。しかし、唐時代でも一般庶民が楷書で書くときは上の長い「土」の方が格好が良いので「通字」（俗字）として使われていたのだそうです。従い、「土」の方は「吉」の単なる異字体であり極端に言えばどっちでも良い話だそうです。従い、吉田は＜きちだ＞としか読まないと言うことはなく＜よしだ＞とも読みます。
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