台風15号が東へ、北へと上がるかと見えたが、そのまま首都圏を直撃して海上を行く。
enki.jp/forecaster/deskpart/2019/09/09/5893.html
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台風15号が首都圏に猛威を振るいました。関東では記録的な暴風が吹き荒れ、千葉県千葉市で最大瞬間風速57.5メートルを観測しました。
関東を中心に9日の未明から明け方にかけて記録的な暴風が吹き荒れました。最大瞬間風速は千葉県千葉市で57.5メートル(4時28分)、千葉県木更津市で49.0メートル(2時48分)、千葉県成田空港で45.8メートル(5時36分)、東京都羽田空港で43.2メートル(3時27分)、神奈川県三浦市で41.7メートル(1時33分)を観測。いずれも観測史上1位となり、記録的な暴風が吹き荒れました。
そのほか、都市部でも非常に激しい雨が降りました。1時間雨量は横浜市で72.0ミリ(3時50分まで)、東京都江戸川区で72.0ミリ(4時29分まで)、千葉県鋸南町で70.0ミリ(3時47分まで)、東京都羽田空港で64.5ミリ(4時12分まで)といずれも9月の1位を更新しました。
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2019/09/09/5898.html
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台風15号は遠ざかっても油断できません。まだ台風シーズンは続きます。上の図のように、9月の台風の発生数は8月に次いで多く、4.8個です。今年の9月に発生した台風は台風13号・14号・15号と3個で、まだ台風が発生してもおかしくありません。
10日の予想天気図を見ると、南の海上には台風のたまごとも言える熱帯低気圧が発生する見込みです。まだ、台風になるかははっきりしませんが、海面水温の高い領域(30度ほど)を進むため、今後、台風に発達する可能性は十分にあります。