20220809 文法文章論
時枝誠記氏は文法単位に文章を提唱し文法・文章として文章の作品論に及んで解釈者による意識統一体の文章をとらえた。単位体の構成から宮地裕先生は文章を段落の関係構成に見ようとした。その段落を文法分析できる単位としての文と文の関係構成を見るべく文論を構築して文章に明らかなるものをとらえようとした。段落が文章の構成単位となった。
文章を段落に分けてその段落における文の関係構成を文法に分析することができる。それは文章の意味による統一を文と文との間で読み解くものである。段落はパラグラフと呼ばれて翻訳paragraphの意味をとらえれば、英文の構成が参照できる。
英文パラグラフの構造
(1) Introduction(導入) 冒頭:Topic Sentence(TS)
(2) Body(主文) 内容:Supporting Details
(3) Conclusion(結論) TSの言い換えで結論をまとめる
段落は用語としてわかりにくいところがあるので、章句という語を用いて、モーフ、語、文節、文、章句、文章と、そのそれぞれを単位に相当させる。文節に合わせれば章節という用語がよいかもしれない。章句であるか、章節であるか、その分析にかかわる。いずれも段落という単位を意味と形式で見る。
https://honkienglish.com/glossary/paragraph.html
英会話用語集 パラグラフ Paragraph
解説