ウォール・ストリート・ジャーナル日本版を読む。
ニュースソースに日本のメディアとは視点が異なるかどうか、米国版の記事から厳選した金融、経済の情報を、日本の編集チームが翻訳・編集するということであるから、違ったみかたにはなりそうだ。
1889年7月8日の創刊以来発行され続けている世界最大の発行部数を誇る経済新聞とある。
最近のニュースでは中韓のトピックスだ。
習国家主席の演説につき、ジャーナルは伝えている。
中国外務省のホームページによると、3日の中韓首脳会談で、習主席は第2次世界大戦の日本の敗北から70年にあたる来年、中韓が合同で記念行事を行うことを提案したとあり、韓国大統領府の報道官は会談の具体的な内容や中国の提案に関する公式見解は明らかにしなかった、としている。
アサヒデジタルより
>ウォールストリート・ジャーナル紙の社説(電子版)は、日本が集団的自衛権を行使できるようにすることが、アジアの民主主義の国々の安全を強化することにつながると主張。「中国の急速な軍事力拡大や尖閣諸島の現状を変えようとする力の行使といった日本を巡る安全保障環境の変化を考えれば、これは必要であり避けられないものだ」と論評した。
一方で、「日本の世論は平和憲法を弱めることをためらっていることも覚えておくべきだ」と指摘したほか、「地域においては、特に韓国に対して注意しながら進むべきだ」と韓国の理解を得る努力を求めた。
中国、戦中の日本の過去を批判―独首相訪中を利用
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304188504580015891290434282
By
JAMES T. AREDDY
原文(英語)
2014 年 7 月 8 日 09:21 JST
【上海】中国の李克強首相は7日、メルケル・ドイツ首相の訪中を利用して、戦中の日本の過去を批判した。中国は第2次世界大戦の歴史に対する両枢軸国の対処の仕方の違いを対比しようとしている。
北京での共同記者会見でメルケル首相と並んで立った李首相は、7日が8年間にわたる日中戦争の引き金となった日本による中国攻撃から77周年となる日であることを指摘し、「歴史の教訓を心に刻んでいなければ、未来を切り開き、平和を維持することをできない」と述べた。
メルケル首相のコメントはなかった。在北京ドイツ大使館からのコメントは得られていない。
日本政府の菅義偉官房長官は、日本は第2次大戦後平和の記録を築いてきたとし、「政府は中国がいたずらに歴史問題を国際問題化することは、この地域の平和と協力のために何ら役に立つものではない」と述べた。
中国政府はしばしば、ドイツが大戦中の過去について罪をあがなっていることを称賛し、一方で日本は軍国主義の歴史をごまかしていると非難している。メルケル首相の訪中は、中国が言うところの抗日戦争の開始の記念日にぶつかった。中国の政治的カレンダーではこの日は重要視されている。7日には各地で記念式典や講演会が開かれ、習近平国家主席の演説は全国にテレビ放映された。
李克強首相の7日の発言は、中国が欧州最大の貿易相手国を対日圧力の試みに巻き込もうとする初めての動きではない。関係筋によると、今年に入ってからは、習国家主席のベルリン訪問を計画していた外交官らが、主席のホロコースト記念碑訪問をスケジュールに加えようとしたが、ドイツ側がこれに反対した。2012年には温家宝首相(当時)がポーランド訪問の際にかつての強制収容所アウシュビッツを訪問し、「歴史を心に刻む」ことの必要性を訴えた。
中国と日本との対立は、両国が領有権を主張する無人の諸島をめぐる紛争で強まり、また、その背景には中国の経済力の台頭がある。両国間には外交面での闘いも生じている。
習国家主席は先週、韓国を訪問したが、アナリストはこれを、日本が最近集団的自衛権を認める動きに厳しい姿勢を取ろうとしたものと見ている。一方の安倍首相はアジア各国を訪問して、中国が昨年11月、日本も領有権を主張する諸島の上空を含めて、東シナ海に独自の防空識別圏を設定したのは挑発だと訴えている。
メルケル首相の訪中で中心となったのは貿易だった。ドイツの大手企業の幹部を率いた同首相の訪中は南西部の四川省から始まり、相互協力について話し合った。両国は相互補完関係にあり、互いに最大の貿易相手国の一つとなっている。
同首相は李首相とともに、フォルクスワーゲン(VW)と現地のパートナー、FAWカーとの新工場建設計画などの契約調印式に参加した。このほか、中国国際航空とルフトハンザ・ドイツ航空は協力の強化で合意し、欧州と中国の旅客輸送能力を高めるための合弁の可能性についても話し合った。
中国政府は同国の制限付き株式・債券市場に800億人民元(1兆3200億円)の枠をドイツ人投資家向けに認めた。これは適格海外機関投資家(QFII)と呼ばれる元の国際化計画の一環。
China Criticizes Japan's Wartime Past During Merkel's Visit
Li Keqiang Seems to Contrast How Two Former Axis Powers Treat WWII History
By James T. Areddy
SHANGHAI―Chinese Premier Li Keqiang on Monday used a visit by German Chancellor Angela Merkel to criticize Japan's wartime past, in the latest apparent effort by a Chinese official to contrast the way the two former Axis powers treat the history of World War II.
Standing beside Ms. Merkel at a news conference in Beijing as part of aregular visit to discuss political and economic ties, the premier recalled that Monday marks the 77th anniversary of an attack by Japanese forces against Chinese troops that marked the...
中国、日本を批判して韓国に接近
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304188504580012893708124312
By
Alastair Gale and Jonathan Cheng
2014 年 7 月 6 日 21:59 JST 更新
【ソウル】韓国を訪問した中国の習近平国家主席は日本が第2次世界大戦中、韓国、中国で「野蛮」な行為を行ったと強調した。日米、米韓の同盟関係の弱体化を狙ったものとみられる。
習主席は韓国の朴槿恵大統領が日本の集団的自衛権の行使容認に対し警戒感を持ち、戦時中の軍国主義に対する償いを求める中で日本にいら立ちを感じていると見ていた。しかし、韓国の政府関係者は中韓首脳が反日感情に基づいて地域の長期的な戦略関係を変えるとの見方は取らないと述べた。
日本の安倍晋三首相は先週、北朝鮮が日本人拉致被害者の調査を開始する見返りに経済制裁の一部を緩和すると発表した。アナリストによると、こうした動きは突然の立場の変更というよりも長期的な戦略上、経済上の目標を念頭に置いた駆け引きの結果だという。しかし、こうした外交上の駆け引きはアジアにおける米国の同盟関係にも影響する可能性がある。外交筋や外国の専門家は、習主席が冷え込んだ日韓関係を、訪韓を通じてさらに悪化させようとしたとみている。
習主席は4日、ソウル市内の大学で講演し、中国が韓国の最大の貿易相手国であり、最大の対外投資先であり、最も多くの韓国人が訪れる国であることなどを並べ立て、韓国にとって中国は日本以上に重要な国になったと述べた。主席はまた、中国と韓国が第2次世界大戦中、日本の「野蛮」な行為に苦しんだことも指摘した。
中国も韓国も共に戦争中、日本から苦痛を受けたと批判し続けている。習主席と朴大統領は4日の昼食会で、日本が戦時中の行動をめぐって謝罪した「河野談話」を検証したことに失望感を示した。
韓国政府高官は記者団に対し、「朴大統領と習主席は日本が自衛権の拡大を図るなか、依然として歴史を見直そうとしていることは憂慮すべきとの見方で一致した」と述べた。
米シンクタンク、ヘリテージ財団の上級研究員で北東アジアが専門のブルース・クリグナー氏は「中国は韓国に言い寄り、歴史問題を悪化させて、日中間、間接的に日韓米間にくさびを打ち込もうとしている」と述べた。
中国外務省のホームページによると、3日の中韓首脳会談で、習主席は第2次世界大戦の日本の敗北から70年にあたる来年、中韓が合同で記念行事を行うことを提案した。韓国大統領府の報道官は会談の具体的な内容や中国の提案に関する公式見解は明らかにしなかった。
一方、会談後に中韓両国は45項目にわたる行動計画を明らかにした。両国は「歴史問題に関して相互に努力し、慰安婦関連を含む歴史研究で協力する」ことで合意した。
しかし、中韓は経済関係を緊密化させ、日本に対する強い懸念を共有してはいるが、中国が韓国と戦略的な関係を築けるかどうかはわからない。韓国は依然として北朝鮮の侵攻に対する防衛を米国に大きく依存しているからだ。韓国政府関係者は韓国が米国との関係を犠牲にして中国との関係を温めることはないと強調した。
日韓の外交関係は冷え切っているが、韓国政府関係者は北朝鮮をめぐる連携を含めて、日本、米国とは価値観や戦略上の利害を共有していると強調した。
中国と北朝鮮に対抗するために日韓関係の改善を熱望する米国政府関係者は歴史問題をめぐる争いが続くことに業を煮やしている。日本と韓国は首脳が交代したときには早い段階で首脳会談を行ってきたが、朴大統領と安倍首相は就任以来、まだ二国間の首脳会談を行っていない。オバマ米大統領は今年3月、3カ国首脳会談を開き、2人を引き合わせた。
日本の菅義偉官房長官は4日、「中国と韓国が連携し、過去の歴史をいたずらに取り上げ、国際問題化しようという試みは、この地域の平和と協力の構築に全く役に立たない」 と述べた。
北朝鮮は習主席の韓国訪問について沈黙を続けている。しかし韓国メディアは、北朝鮮の部隊が演習の標的にパンダの絵を使ったとし、これが中国に無視されたことへのいら立ちを示していると伝えた。この報道の確認は取れていない。
China Talks Down Tokyo in Bid to Woo Seoul
President Xi Jinping Highlights Japan's Wartime 'Barbarity'
By Alastair Gale and Jonathan Cheng
SEOUL―Chinese President Xi Jinping took aim at Japan's wartime "barbarity" as he wrapped up a two-day visit to South Korea, pressing a strategy seen by analysts as aimed at weakening U.S. alliances in the region.
In South Korean President Park Geun-hye he found a leader leery of Tokyo's move to loosen tight restrictions on its armed forces and frustrated in her attempts to force Japan to atone further for its militarism...
ニュースソースに日本のメディアとは視点が異なるかどうか、米国版の記事から厳選した金融、経済の情報を、日本の編集チームが翻訳・編集するということであるから、違ったみかたにはなりそうだ。
1889年7月8日の創刊以来発行され続けている世界最大の発行部数を誇る経済新聞とある。
最近のニュースでは中韓のトピックスだ。
習国家主席の演説につき、ジャーナルは伝えている。
中国外務省のホームページによると、3日の中韓首脳会談で、習主席は第2次世界大戦の日本の敗北から70年にあたる来年、中韓が合同で記念行事を行うことを提案したとあり、韓国大統領府の報道官は会談の具体的な内容や中国の提案に関する公式見解は明らかにしなかった、としている。
アサヒデジタルより
>ウォールストリート・ジャーナル紙の社説(電子版)は、日本が集団的自衛権を行使できるようにすることが、アジアの民主主義の国々の安全を強化することにつながると主張。「中国の急速な軍事力拡大や尖閣諸島の現状を変えようとする力の行使といった日本を巡る安全保障環境の変化を考えれば、これは必要であり避けられないものだ」と論評した。
一方で、「日本の世論は平和憲法を弱めることをためらっていることも覚えておくべきだ」と指摘したほか、「地域においては、特に韓国に対して注意しながら進むべきだ」と韓国の理解を得る努力を求めた。
中国、戦中の日本の過去を批判―独首相訪中を利用
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304188504580015891290434282
By
JAMES T. AREDDY
原文(英語)
2014 年 7 月 8 日 09:21 JST
【上海】中国の李克強首相は7日、メルケル・ドイツ首相の訪中を利用して、戦中の日本の過去を批判した。中国は第2次世界大戦の歴史に対する両枢軸国の対処の仕方の違いを対比しようとしている。
北京での共同記者会見でメルケル首相と並んで立った李首相は、7日が8年間にわたる日中戦争の引き金となった日本による中国攻撃から77周年となる日であることを指摘し、「歴史の教訓を心に刻んでいなければ、未来を切り開き、平和を維持することをできない」と述べた。
メルケル首相のコメントはなかった。在北京ドイツ大使館からのコメントは得られていない。
日本政府の菅義偉官房長官は、日本は第2次大戦後平和の記録を築いてきたとし、「政府は中国がいたずらに歴史問題を国際問題化することは、この地域の平和と協力のために何ら役に立つものではない」と述べた。
中国政府はしばしば、ドイツが大戦中の過去について罪をあがなっていることを称賛し、一方で日本は軍国主義の歴史をごまかしていると非難している。メルケル首相の訪中は、中国が言うところの抗日戦争の開始の記念日にぶつかった。中国の政治的カレンダーではこの日は重要視されている。7日には各地で記念式典や講演会が開かれ、習近平国家主席の演説は全国にテレビ放映された。
李克強首相の7日の発言は、中国が欧州最大の貿易相手国を対日圧力の試みに巻き込もうとする初めての動きではない。関係筋によると、今年に入ってからは、習国家主席のベルリン訪問を計画していた外交官らが、主席のホロコースト記念碑訪問をスケジュールに加えようとしたが、ドイツ側がこれに反対した。2012年には温家宝首相(当時)がポーランド訪問の際にかつての強制収容所アウシュビッツを訪問し、「歴史を心に刻む」ことの必要性を訴えた。
中国と日本との対立は、両国が領有権を主張する無人の諸島をめぐる紛争で強まり、また、その背景には中国の経済力の台頭がある。両国間には外交面での闘いも生じている。
習国家主席は先週、韓国を訪問したが、アナリストはこれを、日本が最近集団的自衛権を認める動きに厳しい姿勢を取ろうとしたものと見ている。一方の安倍首相はアジア各国を訪問して、中国が昨年11月、日本も領有権を主張する諸島の上空を含めて、東シナ海に独自の防空識別圏を設定したのは挑発だと訴えている。
メルケル首相の訪中で中心となったのは貿易だった。ドイツの大手企業の幹部を率いた同首相の訪中は南西部の四川省から始まり、相互協力について話し合った。両国は相互補完関係にあり、互いに最大の貿易相手国の一つとなっている。
同首相は李首相とともに、フォルクスワーゲン(VW)と現地のパートナー、FAWカーとの新工場建設計画などの契約調印式に参加した。このほか、中国国際航空とルフトハンザ・ドイツ航空は協力の強化で合意し、欧州と中国の旅客輸送能力を高めるための合弁の可能性についても話し合った。
中国政府は同国の制限付き株式・債券市場に800億人民元(1兆3200億円)の枠をドイツ人投資家向けに認めた。これは適格海外機関投資家(QFII)と呼ばれる元の国際化計画の一環。
China Criticizes Japan's Wartime Past During Merkel's Visit
Li Keqiang Seems to Contrast How Two Former Axis Powers Treat WWII History
By James T. Areddy
SHANGHAI―Chinese Premier Li Keqiang on Monday used a visit by German Chancellor Angela Merkel to criticize Japan's wartime past, in the latest apparent effort by a Chinese official to contrast the way the two former Axis powers treat the history of World War II.
Standing beside Ms. Merkel at a news conference in Beijing as part of aregular visit to discuss political and economic ties, the premier recalled that Monday marks the 77th anniversary of an attack by Japanese forces against Chinese troops that marked the...
中国、日本を批判して韓国に接近
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304188504580012893708124312
By
Alastair Gale and Jonathan Cheng
2014 年 7 月 6 日 21:59 JST 更新
【ソウル】韓国を訪問した中国の習近平国家主席は日本が第2次世界大戦中、韓国、中国で「野蛮」な行為を行ったと強調した。日米、米韓の同盟関係の弱体化を狙ったものとみられる。
習主席は韓国の朴槿恵大統領が日本の集団的自衛権の行使容認に対し警戒感を持ち、戦時中の軍国主義に対する償いを求める中で日本にいら立ちを感じていると見ていた。しかし、韓国の政府関係者は中韓首脳が反日感情に基づいて地域の長期的な戦略関係を変えるとの見方は取らないと述べた。
日本の安倍晋三首相は先週、北朝鮮が日本人拉致被害者の調査を開始する見返りに経済制裁の一部を緩和すると発表した。アナリストによると、こうした動きは突然の立場の変更というよりも長期的な戦略上、経済上の目標を念頭に置いた駆け引きの結果だという。しかし、こうした外交上の駆け引きはアジアにおける米国の同盟関係にも影響する可能性がある。外交筋や外国の専門家は、習主席が冷え込んだ日韓関係を、訪韓を通じてさらに悪化させようとしたとみている。
習主席は4日、ソウル市内の大学で講演し、中国が韓国の最大の貿易相手国であり、最大の対外投資先であり、最も多くの韓国人が訪れる国であることなどを並べ立て、韓国にとって中国は日本以上に重要な国になったと述べた。主席はまた、中国と韓国が第2次世界大戦中、日本の「野蛮」な行為に苦しんだことも指摘した。
中国も韓国も共に戦争中、日本から苦痛を受けたと批判し続けている。習主席と朴大統領は4日の昼食会で、日本が戦時中の行動をめぐって謝罪した「河野談話」を検証したことに失望感を示した。
韓国政府高官は記者団に対し、「朴大統領と習主席は日本が自衛権の拡大を図るなか、依然として歴史を見直そうとしていることは憂慮すべきとの見方で一致した」と述べた。
米シンクタンク、ヘリテージ財団の上級研究員で北東アジアが専門のブルース・クリグナー氏は「中国は韓国に言い寄り、歴史問題を悪化させて、日中間、間接的に日韓米間にくさびを打ち込もうとしている」と述べた。
中国外務省のホームページによると、3日の中韓首脳会談で、習主席は第2次世界大戦の日本の敗北から70年にあたる来年、中韓が合同で記念行事を行うことを提案した。韓国大統領府の報道官は会談の具体的な内容や中国の提案に関する公式見解は明らかにしなかった。
一方、会談後に中韓両国は45項目にわたる行動計画を明らかにした。両国は「歴史問題に関して相互に努力し、慰安婦関連を含む歴史研究で協力する」ことで合意した。
しかし、中韓は経済関係を緊密化させ、日本に対する強い懸念を共有してはいるが、中国が韓国と戦略的な関係を築けるかどうかはわからない。韓国は依然として北朝鮮の侵攻に対する防衛を米国に大きく依存しているからだ。韓国政府関係者は韓国が米国との関係を犠牲にして中国との関係を温めることはないと強調した。
日韓の外交関係は冷え切っているが、韓国政府関係者は北朝鮮をめぐる連携を含めて、日本、米国とは価値観や戦略上の利害を共有していると強調した。
中国と北朝鮮に対抗するために日韓関係の改善を熱望する米国政府関係者は歴史問題をめぐる争いが続くことに業を煮やしている。日本と韓国は首脳が交代したときには早い段階で首脳会談を行ってきたが、朴大統領と安倍首相は就任以来、まだ二国間の首脳会談を行っていない。オバマ米大統領は今年3月、3カ国首脳会談を開き、2人を引き合わせた。
日本の菅義偉官房長官は4日、「中国と韓国が連携し、過去の歴史をいたずらに取り上げ、国際問題化しようという試みは、この地域の平和と協力の構築に全く役に立たない」 と述べた。
北朝鮮は習主席の韓国訪問について沈黙を続けている。しかし韓国メディアは、北朝鮮の部隊が演習の標的にパンダの絵を使ったとし、これが中国に無視されたことへのいら立ちを示していると伝えた。この報道の確認は取れていない。
China Talks Down Tokyo in Bid to Woo Seoul
President Xi Jinping Highlights Japan's Wartime 'Barbarity'
By Alastair Gale and Jonathan Cheng
SEOUL―Chinese President Xi Jinping took aim at Japan's wartime "barbarity" as he wrapped up a two-day visit to South Korea, pressing a strategy seen by analysts as aimed at weakening U.S. alliances in the region.
In South Korean President Park Geun-hye he found a leader leery of Tokyo's move to loosen tight restrictions on its armed forces and frustrated in her attempts to force Japan to atone further for its militarism...