1216 民心が元首をも取っかえ、ひっかえする、ような、ことだそうだ。民心とは日本でいう世論になるようだが、これは表記を変えられて通用する文字遣い、もともとの輿論からすれば,それは神輿のよである、その用法が当たる気もする。ローソクをともして抗議する画像ではデモンストレーションの心を感じる。おさまるかと見える、弾劾決議の延期は再度の決定で成立したので罷免されることになるか。大統領は拒否する、混乱はまして与党の代表が事態の収拾を図れないと辞任した。
民心には人心という語があって、人心の向かうところ、民心一致するかどうかである。
人民と言い、国民と言い、語の背景には国と地域の違いも見える言葉遣いとなる、はて、その心情は何によって支えられるか。
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→「世論」も参照
輿論(よろん)とは、世の中の多くの人の意見という意味である。
「輿」は1946年公布の当用漢字表に含まれなかったため、「輿論」はほぼ同義で使用されていた「世論」(せいろん、せろん)で書き換えられ、「世論」が「よろん」とも読まれるようになった[1][2]。「世論」を「よろん」と読むのは湯桶読みに当たる[2]。
>日本語の「世論」と「輿論」の区別
井上十吉の『新訳和英辞典』(1909年、明治42年)は、「輿論」の訳語として「Public opinion; the popular voice」を、「世論」の訳語として「Public opinion」を挙げた。山口造酒,入江祝衛の『註解新和英辞典』(1907年)は、「輿論」の訳語として「Public opinion, public voice, public cry」を挙げた。国語辞典『言海』にも「輿論」のみがあり、「世論」がない。