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虚字  附けたり 言語観

2013-07-18 | 日本語百科
附けたり 言語観

西欧の言語学とその言語観があって、アジアの言語とその言語観を見るとどうなるか。
言語構成観を対比したときは泰斗は泰西の言語というふうにして表現した。

西洋と東洋とするといいのか、その言語観の違いを見ようとすると、やはり中国語の言語観とはなにかとまずはなるだろう。
そこに連なって日本があるし、地域の言語ではほかにどうか。

かの中国では実践による言語観が強く理念による言語はあまり語られない。
研究者たちも中国語の文法を述べるにあたってそこに特徴とする文法観を深く取り上げることはみられないようだ。
つまり、日本に伝わった実詞と虚辞の分類はそのままに、一方で、西洋文法の分類を当てはめる。
学校文法では実詞に名詞、動詞、形容詞、数詞、量詞、代詞の6品詞、虚詞に副詞、介詞、連詞、助詞、嘆詞の5品詞を挙げるという。提要によると擬声詞が虚詞に加えられているようだ。
伝統的な実字と虚字という分類から発展した。1800余年前、後漢の許慎が中国初の字典、説文解字で述べた。

19紀末に西欧文法を輸入しその品詞制度を取り入れた馬建忠の、馬氏文通
実字、虚字の分類概念は英文法に輸出、実詞ば‘fullword”、虚詞ば‘emptyword”という訳語




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