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言語をどう見るか

2013-07-18 | 現代日本語百科
言語をどう見るか

言語観は言語の見方である。どう見るかは、それぞれにあってよい。
個々の言語観であるから、その立場によって捉える。

普通にはコミュニケーションの手段だと考える、伝達の道具とみる見方である。何を伝達するのか、コミュニケーションとは何か。
話し手と聞き手がいて言語を媒介として伝えるもの伝わるもの、それは何か。

言葉とは何かを説明して、意志、思想を伝えるという。日本語はそこに感情を伝えるという。
言語行為、言語行動に人間の気持ちを伝えるとするのは考えうることではあるが、それは概念また意味内容そのものではない。

どうやって伝えるか。物語、詩になる歌である。謡うことによって切り取られた言語は感情を伝えることになる。
コミュニケーションが成立すると、その感情を共有することがある。

コミュニケーションを意思疎通とみた日本語はすでに言葉によって感情を共有することがあった。
コミュニケーションが思想、意志を伝え、話し手と聞き手の双方で実現するものは行為であり行動である。
そこに感情を伝えるものがあれば、さらにコミュニケーションは共通するものを同じくすることになる。

個々の人間がコミュニケーションによって同じ考えを持つ。言葉によるコミュニケーションはそれを実現する。コミュニケーションは人間同士の思惑を同じものにする。したがってその手段としての効果は計り知れない。言葉でないコミュニケーションはそれをひとつのものにすることが可能であった。多く意志による行動を実現する。言葉によるコミュニケーションには多くの人を動かした。人々の思想は共有したものとなる。さらに感情を共に持つことは人々に喜び、哀しみ、怒り、そして生きることを同じ世界とすることになる。


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