現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

0927 民間給与増加

2014-09-27 | 日記
0927 民間給与増加

民間給与が3年ぶり増加 非正規は減少、格差拡大 中日新聞トップ記事、見出しである。20140927  
リードには、民間企業で働く会社員やパート従業員が二〇一三年の一年間に受け取った給与の平均は、前年比五万六千円増の四百十三万六千円で、三年ぶりに上昇に転じたことが二十六日、国税庁の実態統計調査で分かった、とある。

白斑被害者を「地雷原」 カネボウ支社内部資料  20140927   
記事には、カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなった被害者について、同社の一部支社が問題発覚直後の昨年八月、損害賠償を求めてくる可能性がある「地雷原」と警戒し、対応を協議していた、とある。
>自社製品で発症した顧客を侮辱するかのような表現だけに、被害者の反発は必至。企業としての倫理観が問われそうだ。


巨人がセ・リーグ3連覇 20140927
記事に、プロ野球巨人が二十六日、三年連続三十六度目のセ・リーグ優勝を果たした、とある。


<時代を走る 東海道新幹線開業50年> (4)「ひかりは西へ」 
>新幹線の博多開通で全国区になった赤い珍味「辛子明太子」=コラージュ
 西へと延びる新幹線。逆に東へ、東へと赤い珍味が広がった。博多名物、辛子明太子(からしめんたいこ)だ。



中日春秋(朝刊コラム)
2014年9月27日

 国が子どもたちへの金融教育に力を入れ始めたころ、時の日銀総裁が講演で、こんなことを話した。「自分の持っている大切なものを手放してお金に換えても、そのお金は価値をきちんと保全し、次に必要なものを手に入れる時に役立ってくれる」

先日、八十六歳で逝去した経済学者・宇沢弘文さんはその言葉に怒りを感じたそうだ。「大切なものは決してお金に換えてはいけない。人生で一番大きな悲劇は、大切なものを国家権力に奪い取られたり、あるいは追い詰められてお金に換えなければならなくなった時です」

宇沢さんは十七歳で終戦を迎えた。貧困と失業、経済混乱に苦しむ人々の姿を見て経済学の道を歩み始めた。もともとは医師志望。「経済学は社会を癒やす学問」と考えてのことだ

数理経済学でノーベル経済学賞候補に挙げられるほどの成果を挙げた頭脳は、社会・経済の病理に苦しむ人に向けられた。その深い洞察力が認められ、ローマ法王の助言役を務めたこともある

生活の糧の海を大企業の利益のため汚され、健康と命を「換金」させられた水俣の人々や、国策による開発で先祖伝来の地を「換金」させられた人々…。そういう人たちの心が救われるまで「日本経済の貧困は解決できない」と言っていたそうだ

経済とは、経世済民。世をおさめ、民をすくう。言葉の本来の意味の経済学者だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。