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日本語文法の説40 文法の論理⑩

2019-07-30 | 日本語文法

日本語文法の説、日本語文法の論理に図らずも対照言語による日本語の主語の捉え方、英文にあって日本文にはないとする、英文法の是非を日本語文法の論理にしようとする主語廃止論の廃棄が必要であると述べてみて、文法の論理がそこにあることになる。すなわち、日本語文法の論理に英語文法の論理を持ってしようとする、その影響のことを日本語の教育に述べてきている。国語教育にない用語をもって日本語教育の便法から生まれた、英語教育あるいは外国語教育による日本語理論に思い至ることになる。対照言語は議論のその結果において目指すところ、言語のそれぞれの異同をとらえ共通性を明らかにする生産的な議論である。それはここにおいてみるなら、さかのぼって日本語に主語を発見した幕末来の日本語文法の論理に作り上げたものを、同様にみれば目的語、補語という日本語にもあるという、それが必須であって、さきの主語は用語を廃止にしてそうでないという、比較対照で捉えたことはそのままに、日本語文法の論理とすることがある。そうすることがあってよいのであるから、対照言語を進めれば、違いがあることを明らかにして、同じであることを分析することにある。が、しかし、それは文における主語述語の構造をたとえればそれをもってわかりやすく使いやすくするのではなくて、論理に主語を廃止することは、論理帰結として主語になるものを補語にすることになるのだろう、そうした受け止め方においては、日本語文は必須の補語と述語の文の構造であるとする論理になったりもするから、補語というのはもと必須の要素でないことで分類されたので、そこには捉え方の論理矛盾が起こるが、主格補語による、主語がない文においては必須でないからであるという説明をすることになって、教育のステップでは主語を言わないのではなくて、主語をどう表現する言語であるかを解決することが困難なことになる。



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