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長野北部地震

2014-11-25 | ニューストピック
1125

44人けが、全半壊141棟に 長野北部地震  240人以上避難  20141125 中日新聞トップ記事見出しである。
リードには、、
 長野県北部を震源に二十二日夜、最大震度6弱を記録した地震で、県と県警は二十四日、全壊した民家は白馬村、小谷(おたり)村で四十七棟に増えたと発表した、
 とある。

中段の写真記事には、東濃ヒノキ、大舞台 京都・南座で23年ぶり張り替え 201411/25  
記事には、
 京都市にある日本を代表する歌舞伎劇場のひとつ「南座」のひのき舞台の床が、岐阜県産の東濃ヒノキを使って張り替えられている、
 とある。
>幅十八メートル、奥行き十五メートルの舞台、長さ十八メートルの花道がある劇場内は、真新しいヒノキの香りに満ちている。床の全面張り替えは二十三年ぶり。傷やへこみが目立つ古い床を十五人ほどの職人が外し、慎重に新しい板を敷いていく。
   
 
<安倍政治 2年を問う>(下) 輸出を推進 / 核燃料サイクル継続 消えた脱原発依存
20141125

 「再稼働は、電力会社のためとしか思えない」

 年明けにも再稼働する可能性がある九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)。東京電力福島第一原発事故を受け、福島県双葉町から家族で鹿児島市に避難してきた自営業遠藤浩幸さん(48)は、また原発に悩まされることになった。「事故が起きれば避難計画も役に立たない。事故の責任は誰も取れるわけがないのに」と憤る。
  


nikkei見出しより。20141125

新車販売、新興国で減速
中・印・ブラジル、景気不安響く

 【広州=中村裕】高い成長が続いた新興国での新車販売にブレーキがかかっている。世界首位の中国の販売台数は14%近く伸びた2013年から一変し、14年は5%前後まで減速する。14年はブラジルやロシアが1割前後減り、タイは4割近く落ち込みそうだ。足元の景気や政治情勢への不安が背景にある。新興国市場の攻略が日本勢を含む世界のメーカーの課題に再浮上している。…続き

地域を創り直す(3)「すべて地元産」PR 千客万来 小さな一番が雇用生む

住商、ベトナムで石炭火力 950億円、技術で中国勢に対抗

米国防長官が辞任 シリア政策 オバマ大統領と対立




春秋
 ヤマイモの葉の付け根にできる球状の芽を零余子(むかご)という。ゆでたり煎ったりして、昔はよく食卓にものぼった。この零余子のコードネームで呼…続き

中日春秋
2014年11月25日

 昔から子どもの遊び道具には「鉄砲」の類いがある。夏の水鉄砲や竹筒の紙鉄砲、割り箸で作るゴム鉄砲。鉄砲の形はしていないが、秋の収穫を祝う、十日夜(とおかんや)には藁(わら)鉄砲を打ち鳴らす地域もある

 玩具の銃に目くじらを立てることもあるまい。男の子は鉄砲の形や大きな音、何かを撃つという行為にひかれるものだが、いずれ飽きる

 最近はお目にかからないが、かつて駄菓子屋で売っていた銀玉鉄砲。小さな銀色の弾を発射する玩具の銃で発売は一九六〇(昭和三十五)年という

 製造会社によると弾を銀色にしたのは五八年、テレビ放映開始の西部劇「ローンレンジャー」の影響だそうだ。黒マスクで白馬にまたがる主人公は正義の「シルバーブリット」(銀色の弾丸)を使っていた

 米オハイオ州で玩具の銃で遊んでいた十二歳の男の子が警官に射殺された。「銃」に手を掛けたというが、通報者は事前に玩具である可能性を警察に伝えていたとの情報もある。米国では少年の銃犯罪も珍しくないとはいえ、本物か玩具かの確認さえしていない。楽しいはずの感謝祭のシーズンに男の子は殺された

 この国も子どもをめぐる痛ましい事件でいっぱいだが、銃がないだけましか。英語の「シルバーブリット」には「特効薬」の意味がある。少年の死に、銃問題の解決に向けて「銀玉」が一刻も早く「発射」されることを心から祈る。



中日新聞社説

大学入試改革 大切なのは入学後だ
 大学入試改革について中央教育審議会がまとめた答申案は、知識の豊かさのみでなく、いわば人物の力量を重視する方向へかじを切るものだ。理念はわかるにしても、実現へのハードルは高い。
 漫然と高校に入り、惰性で大学受験を目指す。合格すれば、ほとんど難なく卒業でき、有名校であるほど就職に有利になる。高度成長に伴い、日本に広く根を下ろした人生行路の一典型だろう。
 だが、少子化やグローバル化が進み、先行きは見通せない。受け身で詰め込んだ知識量を一点刻みで争わせ、人生まで左右する大学入試では公正ではないし、そぐわない。答申案の問題意識はうなずけるものがある。
 そこで、入試の位置づけを抜本的に見直すという。子どもが高校で夢や目標を描き、積み重ねた努力を入試で評価し、大学や社会で花開くようにする、と。
 具体化はどうか。高校では、基本的な知識や技能が身についているかを確かめる「高校基礎学力テスト」を取り入れる。二、三年生向けだ。学力は担保したい。
 大学入試では、一発勝負のセンター試験を「大学入学希望者学力評価テスト」に切りかえる。教科を組み合わせて出題し、基礎知識を使いこなせるかを問う。
 加えて大学の個別試験では、小論文や集団討論を課したり、高校時代の活動実績を見たりする。意欲や仲間と協働する力をふくめ全体の力量を多角的に評価する。
 点数化できる能力のみでの一度限りの選抜では、子どもの可能性が見落とされかねない。人物重視の仕組みへの転換には異論を差しはさみにくいが、疑問も多い。
 新テストは年幾度か受けられるが、高校生活がテスト漬けにならないか。課外活動や行事にも響く。合否の決め方に納得するか。
 最大の問題は大学だ。とりわけ大規模大学は、受験生一人ひとりを丁寧に評価できるか。選抜基準をはじめ、制度設計は至難に違いない。財政負担も大きい。
 子どもの人口が減り、大学全入時代と呼ばれる。振るい落とすという入試の機能は働きにくい。重要になるのは、大学の出口の厳格化だ。学生の能力を引き出し、鍛え上げて社会に送り出すという役割が強く求められる。
 この先、学習指導要領が改定され、小中高校の教育が変わる。知識偏重でなく、自ら考え、仲間と共に動く力を培う授業になる。大学はその受け皿だ。可能性が花開く教育のあり方を吟味すべきだ。

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