読めない、書けない、となると、言葉がどうなるか。ワープロを使えば文字を見分けるので、書かなくてよい、書けるかどうかではなくて、漢字タイプライターを使うと言うのは、古い発想をもってきている。言葉を学ぶということが、おおもとで考え違いをしている。漢字を書くこと、文字を知ることは、言葉を学ぶことであり、言葉がつかえるようになることである。かつては、読み書きとしてのことがらが、発音だけを慣用にして言葉とするような現代の若者である。その発音を正しく書くかどうかは、このキーボードを打ち込んで仮名文字に、漢字変換ができるかどうかとなると、それは実は、言うほどに簡単なことではないのである。仮名にして音韻をとらえる日本語には文字に書く規則があるので、その通りにタイプをしなければ、いくら打ち込んでも正しい文字は出てこない。それほどに融通が利かないので、漢字を探す苦労は、そこにはまり込むと茫然としてしまうようなことである。そこまでは現代のツールは、文字変換の候補を挙げて、文章解析から予測した漢字を見せてはくれるようにもなっているが、はたして、辞書機能を使うということは、文字が正しく並べられて、発音の規則をうつしてこそ、言葉の検索ができることであるから、辞書をひくことができるかどうかとなると、言葉を学ぶことの手っ取り早い情報であったから、それをしていない、することができないとなると、端末を触ってはいるが、そこに打ち込まれる文字列は、どうなのだろう。LINE文字とでも呼ぶものが、ありそうである。
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