【ギザギザギザ】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
『高速化』と『高感度化』と『高解像度化』。
“デカくて重くて爺臭いデジタル一眼レフカメラ”が
“小型軽量オサレ風味満載のミラーレス一眼カメラ”と住み分け/差別化し、
“コンデジ”や“スマホ/ケータイカメラ”と共存する為には、
先に挙げた『高○○化』を推し進める必要があるように思われる。
言うまでも無く『高校授業料無償化』とか『欧米か!』とは無関係なこれらの“特化機能”のうち、
『高解像度化』に踏み込んだのが今回発売になった『D800』だ。
先んじて発表・発売されたフラッグシップ:プロ用機材である『D4』では、“現時点での”高解像度化は見送られた。
その“フルサイズ機の高解像度特性”なのだが、、、
正直なところ、レンズの性能云々/AFの精度云々以前に、もや~っとした画像の原因の大半が
“微細な手ブレによる解像感の低下”である自分のようなヘタレカメラ愛好家には想像がつかない世界である。
三脚を使わない限り、微細な手ブレでもハッキリとしたブレとして表出しそうな36.3メガピクセルは、
お金を工面する事もmy妻を説得する事も無理なのと同様、“使いこなす事も無理なのでは”と思えてならない。
当然、その辺りの“バランス~使い勝手”も考えて製品化はされているのだろうが。。。
実際にお金の工面と妻の説得、もしくは隠蔽、もしくは別居に成功して実機を手に入れた方の報告を待ちたい。
それらの声が出揃う頃には、
“FXフォーマットで展開した『高○○化』のDXフォーマットへの反映”が明確になっていることだろう。
※DXフォーマットとは:my妻の説得が可能“そうな”価格帯のカメラに使われている撮像素子の企画サイズ
現在、ぽっかりと空いている『D300』の枠に『高速化モデル』を配し、
『D7000』の後継モデルはDXフォーマットなりの『高感度/高解像度化』したモノにする、
そんな夢のようなラインナップも『D800』の成功如何によっては成立するかもしれないな。
そうなった場合、最大の感心は“DX用ネクスト・ジェネレーション・ハイパフォーマンス標準ズーム・レンズ”にうつる。欧米か。
即ち『AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR』の後継モデルの存在だ。 【つづく】