金魚日和

最近の活動はインスタにアップしています

列島解像論【3】D300s後継機

2012年03月27日 | カメラ・撮影

【ギザギザ=マツカサアザミ】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO

【つづき】
『Nikon D60』のキットレンズであり、
最初に手にした標準ズームレンズでもある『AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR』。

廉価なオマケズームとは思えない“解像感のある画質”と、
ヘタレカメラ愛好家に優しい“手ブレ補正機能”、“軽量小型な筐体”と、大満足なレンズだったのだが、
“見 た 目 が 悪 い”という撮影には何ら関係の無いただ1点のみが気に入らなかったが為に
my標準ズームレンズさがしの旅がはじまることになった。

その理不尽さたるや、注文した“辛いカレー”が“辛すぎたから”と言ってキレたYOSHIKI氏の行動原理に等しい。


フラリと立ち寄ったカメラ屋で
現品特価品(ケース内で保管されていた新品)の『Sigma 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM』を買い満足していたものの、
手ブレ補正機構に由来する度重なるトラブルに嫌気が差し、
「もういい!手ブレ補正機能なんかいらん!」、と、
ニコン純正の、でも中古の『AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G』を手に入れたのが昨年の6月頃。

その間~その前後に“広角欲しいよ病”や“マクロ欲しいよ病”、“夜霧よ今夜もありがびょう”などを発症しつつ、
焦点距離(&画角)や使い勝手のことなどから、
“DX標準ズームレンズの金字塔”と呼ばれる『AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR』を買おうと決めたのが半年程前。

「だってさ。 やっぱりほら、手ブレ補正機能欲しいんだもん♪」、I said。

その行動の意味不明さたるや、
キレて大理石のテーブルを持ち上げようとしたものの持ち上がらず、肩を脱臼したたYOSHIKI氏の徒労に等しい。


買うと決めたものの半年間放置していたのには二つワケがあり、
一つは該当レンズをはじめ、ニコン製レンズ価格が軒並み上昇していること(タイの洪水の影響)
もう一つはそのレンズがリニューアルされるという噂が絶えなかった為、動向を見極めていたこと、だ。


洪水の影響で発表・発売時期がズレこんだ感のあるFXフォーマットの『Nikon D4』『同D800』が発売になり、
それらに使用可能な廉価なFXフォーマット用レンズ『AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G』、『同 85mm f/1.8G』も用意された今、
いよいよDXフォーマットのカメラ/レンズが発売させそうな気運が高まってきた。

折りしも“ニコンが16-85mm F4.5の特許を出願中”のニュースが流れ、
新しく出るDXフラッグシップ機~『Nikon D9000、とか?』の標準ズームになるのでは、との見方が強くなっている。
(F4.5は改良する等してF4になるのでは、との見方が有力)

レンズの明るさや描写力、AFモーターの速さ等、レンズ評価の基準はいくつもあるのだろうが、
なんだかんだ言っても自分のような素人は「手ブレしていない画像とそれ以外の画像」との判別が一番肝心だったりする。
 
はやく『D9000 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/4G ED VRII』の組合せにお目にかかりたいものだ。

その熱い思いたるや
進路決定用書類に“将来の夢はロックスター”と書いて職員室に呼び出し/説教されたYOSHIKI氏のパッションに等しい。