【Athlete AXH-04FL-L】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
知りたいことには何でも答えてくれる“知の泉”ことmyPCなわけだが、
中には全く検索に引っ掛からないキーワード/情報も存在する。
代表的なモノとしては:
・極めて個人的な情報~昭和55年3月2日に山田フランシーヌ桜子さんが昼食をとった場所は?
・キーワードが間違ってるモノ~日光東将軍/徳川家安/みざる・いわざる・バザール
・そもそも存在しないもの~安くて美味しい旅館/ペット可(イヌ・サル・キジ)/鬼ヶ島
などがある。
15年近く前に購入したmyエレクトリック・アコースティック・ベースギター:『Athlete AXH-04FL-L』もその一つで、
検索してもほとんどソレラシイ情報には出会わない。
ヒットするのは“にっこり微笑むスポーツ選手(アスリート)”のHPばかりである。
『有限会社ヴォイスインターナショナル』が立ち上げた楽器ブランド:『Athlete』は、
“高価で希少な木材/パーツを使用”、“国内での手作業による製造・加工”等を売り文句に、
そこそこ高価な楽器を製造・発売していた。
景気が良かった時代でもあり、ブランド1号モデルである『AXシリーズ』はワリと売れていたような記憶があるのだが、
2種類のエレアコベースと数種類のギターを製造・販売した後、いつの間にか解散してしまったらしい。
昨年末の“物欲だよ全員集合!~ベース欲しいよ編”をきっかけに、myベースの事も再認識してみようと思ったのだが、、
これほどまでに情報が少ないモデルだとは思わなかった。
記憶では『AXHシリーズ』には3つのモデル(×4弦/5弦/6弦)がラインナップされていた。
【A】フレッテッド
【B】フレットレス/ライン無し
【C】フレットレス/ライン有り
myモデルは【C】に該当するのだが、はたして何本売れた、いや製作されたのだろう、、。
ちなみに所持しているモノのシリアルナンバーは『029002』だ。 …2本目にして最後から何番目なんだ。。。
と言うわけで、
情報が無い分、自分が知りうる情報を提示することでお仲間をみつけよう!と思った次第です。
過去/現在を問わず所有経験がある方や、製造/販売に携わっていた方など、
万が一流れついてこの記事をご覧になられましたら、
どんな情報でも良いので(楽器のこと/セッティングのこと等)教えて下さい。
気長にお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。
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【my知ってるスペック(責任持てず)】
・BODY(top)/フレイムメイプル
・BODY(back)/ホンジュラス・マホガニー
・NECK/マホガニー
・FINGERBOARD/エボニー
・PU/ピエゾ(Fishman社製)
・CONTROL/Vol、Bass、Treble、Mid
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【AXHシリーズの特徴】
AXHベース最大の特徴はボディ形状にあります。
エレアコ・ベースとしては極端に薄いボディ(約5cm)であり、
コンタード加工(バック/エルボー)も施されていることから、
フェンダー・ジャズベース等のエレクトリック・ベースと同じような感覚で構えることが出来ます。
またサイドとバックを張り合わせて箱にする一般的な構造では無く、
ボディの厚み分のマホガニーをすり鉢状にくり貫いた構造になっており、
トップ裏のブレイジングと併せ、薄いボディでも豊かな生音が出るように設計されています。
故に、見た目以上にハウリやすい。。。
『MOON』ブランドを有する『PGM』が製作を担当していた、という噂もあります。
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【AXシリーズを使っていたベーシスト】
そんなわけで『AXHシリーズ』を使っていたベーシストはほとんど知らないのですが、
『AXシリーズ』は:
『AX-5』を“東京事変の亀田師匠“、“ex. T-SQUAREの須藤満氏”が、
『AX-6』を“ex. カシオペアの櫻井哲夫氏”がそれぞれお使いだったと思います。
あと“ex.ポンタボックスの水野正敏氏”がそれっぽいモノを弾いておられたような無いような。。