中山寺の梅を見にいったが、さすがに梅林はまだまだのようだった。それでもところどころに咲いている梅もあった。「四月の陽気みたいやねえ」「まだ一回くらいは寒さが来るやろうねえ」「立春明けの何とかで、そうみたいやでえ」「そうでないと困るわなあ」道行く年配の女性グループの会話である。何が困るのか聞きたかったが、確かに暖冬すぎるのも不安になる。
自然の異変は何かしっぺ返しがありそうで、動物の本能からすると恐いものすら感じる。畏怖の念だろうか。数少なく咲いていた梅、やっぱりしぶいなあ。
自然の異変は何かしっぺ返しがありそうで、動物の本能からすると恐いものすら感じる。畏怖の念だろうか。数少なく咲いていた梅、やっぱりしぶいなあ。