三木市のとある街角で、昔の建物が残っていて風情がある。今の日本でつまらないなあと思うのは、街角に人が少ないことである。用事がなくてもこんな風に立ち話しをしたり、ぼんやり散策する人が多いほうが断然面白い。晴耕雨読ではないが、街をぶらつく人がいなくなったなあとつくづく思う。都会の真ん中は若者向けだし、公園は幼児向け、オフィス街はサラリーマン、となると暇人のいくところは寺社仏閣しかないか?
現代の中途半端で幻想のような気もする豊かさは、街の潤いすら消してしまったのかもしれない。
現代の中途半端で幻想のような気もする豊かさは、街の潤いすら消してしまったのかもしれない。