今日は大石直嗣新四段がご両親とともに挨拶に来られた。小学五年のときから将棋の道を目指して、晴れて棋士となったのだ。師匠としてこれほどうれしいことはない。弟子は育てるのでなくて、弟子が育つのを見守るのが師匠の仕事、私なりにはそう思っている。大石君はほとんど手間がかからないタイプである。今期の三段リーグでも前半はむしろ負け越し気味のスタートだったので、後半の追い上げと踏ん張りの精神力は素晴らしいものがあった。
これを忘れずに、ますます日々精進して大きく飛躍してほしいと願う。
志紀将棋センター
これを忘れずに、ますます日々精進して大きく飛躍してほしいと願う。
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