そろそろ身辺整理というわけでもないが?自分の本棚で眠っている本を整理しはじめた。
「なぜか将棋人生」湯川博士著」は贈呈だったので読み直すと私のインタビューもあった‥アマプロ対抗戦(小池さんが出場したときだ)に脇八段と一緒に東京まで賞金につられて?出掛けた。当時は若手棋士の中で三欠(三傑でなくて貧乏の意味である)といううれしくない代名詞もあったのである。
この本は奨励会の行方を追ったり、観戦記者やアマ強豪も含めた「将棋で飯が食えるか」のルポが中心の内容だ。湯川さんの大胆な踏込で、今も読み応えがある。
確かに「なぜか将棋人生」やなあ‥今もなおつくづく思う。
「勝負の世界」木村名人著はいかにも講演の題名みたいだが、堂々たる木村名人の足跡が描かれている。
私が魯山人と出会ったのは、とある美術館だったが、(これはいいなあ‥ほしいい器だなあ、心惹かれる‥)それが魯山人で、手に入れるなどもってのほかの?値段だった‥
無知の強さであるが・それから魯山人に人となりを知ってから、ますます興味を持った。心を揺さぶられる人物だが、実際は怖いだろうなあ?