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「将棋に憑かれた男」の藤沢桓夫先生は観戦記を書かれていたので、旧関西本部で何度もお目にかかった。終わると記録係に「取っておきなさい」と小遣いをくれるのである。しかし何年か経ちお金の価値が変わっても同じ額なので、物足りなくいう記録係もいた?私は逆にそんな風に世間の風に流されないでおられる姿勢が素晴らしいなあと思った。
私が住み込みの塾生だったころは、まだこの小説の登場人物の余韻がある時代だったと思う。
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「金子将棋教室③米長邦雄vs中原誠」この本の金子先生の著作は大好きで、哲学的、宗教的な分析が面白かった。今の時代におられたらどういう分析をされただろうなあ‥読んでみたい。
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「映し世のうしろ姿」藤原新也著である。インド放浪以来、藤原さんの著作は全部見ている。「何でもみてやろう」の小田実さん、「深夜特急」の沢木耕太郎さん、そして藤原新也さんの著作が若者の旅のバイブル書かもしれない。インドの安宿に行くと置いてあるのでたいてい目を通すことになりそうだ?
私は藤原さんの写真が好きでそこから入ったと思う。