今年も伊丹の昆陽池に行った。年齢とともに行く時間が早くなる‥震災から21年経ったが、今もその当時の記憶はゆるぎなく残っている。
震災で亡くなった弟子の船越隆文君のお母さんから夕方に電話があった。「ホテルがようやく取れそうなので明日そちらに行こうかとも思っているのですが‥」震災の日が近づいて気持ちが高ぶっているのだろうなあ‥わたしはすかさず「明日でなくて3月の震災の記念碑が移動の時に来てください。」とお願いした。
この日はてーやまさんとぷりおさんも同行してくれた。初めてらしい。
この夜は格別にローソクの火が澄んでいた気がした。21年は早かった。つらさや悲しみは消えることはないが、生き続けるエネルギーも燃やし続けていかないと‥とも思う。
「あなたの思いを灯してください」
1月17日はいつまでも忘れないで、灯をともしつづけてほしい‥