森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

能面

2007-02-14 00:14:05 | 日々の写真
兵庫県三木市の「大宮八幡宮」の能舞台にあった、能面である。これが外に飾られてあるのも珍しい。対抗してかどうか夜叉の面もあった。
 この能面は実にきれいで、整った顔立ちである。面妖な雰囲気と、幽玄の美を潜めて存在している。少しリアルで恐いかなあ・・妖しい魅力である。
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湯の山街道の路地

2007-02-13 00:10:08 | 日々の写真
 兵庫県三木市の「湯の山街道」の路地で撮った写真である。どこかとどこかの世界の間にいるような、不思議な空間だった。夢と現実、この世とあの世、善と悪、好きと嫌い、損と得、こっちとあっちのようだ。人間も分類すると、どう分けるのだろう。この風景に出会って、いいなあと思うのと、全く関心がないか、どちらかだろうなあ。いい悪いでなく、この世を見ているか、あの世を見ているかの違いだろうか・・
 
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沼島 道行く光景

2007-02-11 23:55:10 | 日々の写真
 昔、私の幼い頃は、海辺でよく遊んだ。祖母が手伝っていて、浜に干してある子魚をつまみ食いしたりもした。今は製紙工場や埋め立てで見る影も無い。その当時の雰囲気が残っているのが、沼島の光景だった。こういう現象を既視感というらしいが、この写真も昔見たことのあるような風景なのだ。
 日本の各地で昔の名残の風景が消えていき、何が残るのだろう。それは人も同じ様な気がするのだ。世代が移ると、浦島太郎どころでなくて、猿の惑星みたいなものだろうか。
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誕生日

2007-02-10 22:49:22 | 日々の写真
 今日は私の55歳の誕生日だった。初めての人だと「エッ」と言われる。そりゃそうだ。私は30歳くらいのときに、髪の毛を見てすでに60歳くらいに見られていた。ただ電話の声を聞くと逆に「すみません、森先生に代わって下さい」子どもに思われていた。若々しい声ですね、というのは逆に言うと、老けた格好ですねということなのだろうなあ。今日は将棋教室だったが、誕生日をすっかり忘れていた。この満願寺の「チビ太」のように、ものごとをシャープに睨みつけるようにしていたい。怒鳴りつけるエネルギーを持ち続けていたい。腰痛の持病はあるが、悪者に襲い掛かる機敏さを持ちあわせていたいと思うのだった。無理かなあ。
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ハッセル ハウス

2007-02-09 21:13:24 | 日々の写真
 昨日、山崎さんからお聞きした宝塚、仁川にある喫茶店「ハッセルハウス」に行く。小雨の降る一日だが、気分転換も兼ねて探索だ。
 駅から徒歩で、ハッセルハウスはすぐにみつかった。白い壁の二階建てで、おしゃれな雰囲気だった。さっそく二階に上る。高いテーブルがひとつと低いテーブルがひとつ、まるで異人館のようだった。音楽と絵画、山岳写真がマッチしたくつろぎの館である。この写真は一階のカウンターで、これも絵になる風景だった。
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水津さんのパスポート

2007-02-08 22:22:21 | 日々の写真
 今日は久し振りに、水津さんの友人の山崎さんが来られて、挨拶文の返事の状況について報告していただいた。旅先で知り合った水津さんの知り合いは多い。賀状が返送されて、水津さんが亡くなったことを知り、すぐに一心寺にお参りに行かれた方もおられるという。几帳面な水津さんは、中国で初めて私と会ったときのことや、私の家に来た日のことも手帳にメモされていた。パスポートを預かっていたのだが、そのバイタリティーは驚きのひと言である。それでいて、普通の人である。
 この写真も見ていて飽きない。水津さんの旅はまだまだ続いているようだ。
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満願寺 金時茶屋のシナモン

2007-02-07 22:23:21 | 日々の写真
 兵庫県川西市の満願寺には、源頼光四天王の坂田の金時のお墓がある。そこに金時茶屋があり、この猫はそこで飼われている「シナモン」である。「迷い猫でねえ、今四ヶ月です。お宅も猫を飼っているのですか?」「いえ、でも猫のような犬を飼っています」
 店のご主人だが、金時茶屋は一見何でもない小さな店だが、もともとフランス料理のコックさんだったらしい。注文した「ぜんざい」妻の「ハーブティー」もひと味違っていたのはそのせいだったのだ。
 シナモンが私に甘咬みする。「私は本気で咬まれますわ」と愉快なご主人が「こら、シナモン!写真ポーズを作りなさい!」説得して撮った一枚だ。
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中山寺の梅一輪

2007-02-06 21:57:50 | 日々の写真
 昨日の中山寺の梅一輪の写真である。季節はずれの桜の花のようで、ひそやかに咲いている。
 ”うららかに 中山寺の 梅一輪”
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早春の梅

2007-02-05 23:30:18 | 日々の写真
 中山寺の梅を見にいったが、さすがに梅林はまだまだのようだった。それでもところどころに咲いている梅もあった。「四月の陽気みたいやねえ」「まだ一回くらいは寒さが来るやろうねえ」「立春明けの何とかで、そうみたいやでえ」「そうでないと困るわなあ」道行く年配の女性グループの会話である。何が困るのか聞きたかったが、確かに暖冬すぎるのも不安になる。
 自然の異変は何かしっぺ返しがありそうで、動物の本能からすると恐いものすら感じる。畏怖の念だろうか。数少なく咲いていた梅、やっぱりしぶいなあ。
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詰め将棋のプリント

2007-02-04 22:05:36 | 日々の写真
 子ども教室の開始前は、子ども達に詰め将棋のプリントを解いてもらう。熱心な子もいれば、コソコソしている子もいる。やはりどんどん解いていく子が上達も早いのは間違いないようだ。一手、三手、五手、7手、中、上級とあるが、とにかく将棋は「詰ます」ことがスタートなのだ。姿勢を見ればやる気もわかる。一手詰めを解く17級のT君は、いい姿勢である。

 撮影「ルンルン」です
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源さんの近況

2007-02-03 21:47:44 | 日々の写真
 源さんはブハラトランペッターという種類の鳩の仲間である。最近次第になついて来て、①私達が食事を始めると、同じ様に食事をする②喜怒哀楽の鳴き方が異なる③サークルから出たがりねだってくる④パグのトビオやクロが餌のとき、自分も鳴きだす⑤慎重なのだが、ときに大胆な行動に出ることがある⑥私の足元に来てしばらく過ごし、その後は遠くに下がりじっとこちらを見ている⑦私の声に反応するので、教室の大盤解説のとき一緒に鳴きだす。
 他にもあるのだが、鳩に思えないくらい、人間くさいのだ。真面目でプライドが高く、臆病でさみしがりなのに大胆不敵なところもある。今はサークルから出るとき、私の手に乗ってくる。戻るときは嫌がり、ときに50cmくらいジャンプして抵抗するのだ。源さんは鳩だが、もちろん飛べない。
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沼島の猫

2007-02-02 20:39:21 | 猫のいる風景
 沼島港にいっぱいの猫がいたが、黒猫が多かった。この猫は上陸して初めに見かけた猫で、用心深かった。猫の傍には、たいていいい人達がいることが多い。餌にありつけること、やさしくしてくれること、昼寝にもってこいの場所があること、これらが猫の住む条件だろうか。待てよ。これは私にも大いに言えることのように思うのだ。
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沼島 山の上の道

2007-02-01 22:33:04 | 日々の写真
 沼島灯台に向かう道は上り坂が多かったが、見晴らしのいい景色だった。この道を越えると、どんな風景が広がっているのか、想像するだけでワクワクしそうな雰囲気だった。山道はそんな期待を持たせて、いざ向き合うと、まだまだ峠が続いている、そんなこともよくある。幻とはそんな夢物語なのかもしれない。何だか人生の日々のようでもある。
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