面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「墨攻」に期待

2007年01月30日 | 映画
金券ショップで映画「墨攻」の前売券を880円で買った!
これは最近稀にみるお買い得だ♪

もう10年以上も前になるが、当時楽しみにしていた漫画が「墨攻」だった。
営業の合い間、昼食や時間調整で入った喫茶店で必ず読んでいたのだが、営業からスタッフ部門へ異動になり、喫茶店で雑誌を読む習慣がなくなってしまってからは、すっかり遠のいてしまい、結局物語の最後を知らないまま今日に至っている。

「墨守」という言葉は、この「墨攻」の主人公である墨家から生まれたもの。
戦乱の中国に忽然と現れ、忽然と歴史から消えていった墨家という集団に対する畏敬の念が、この言葉に込められているのではないか。
こちらから攻撃をしかけるのではなく、徹底的に自分達を守り抜くために、知略の限りを尽くして闘う。
世界に誇れる戦争放棄を謳う憲法第9条を持つ日本が拠るべき戦闘思想は、ここにあるのではないだろうか。

何はともあれ、「墨攻」の公開が楽しみだ♪


それで?

2007年01月30日 | ニュースから
DV被害者、自立は困難…3人に2人が月収15万未満(読売新聞) - goo ニュース


悲惨なアンケート結果についてのニュースが出ていた。
配偶者の暴力から逃れるために別居し、自立を目指す人(100%女性ではないのだろうか?)のほとんどが生活困窮なほどの低収入なのだそうだ。
別居後も電話がかかってきたり、待ち伏せされたりするといった「追跡」の経験がある人も半数を超えているとか。
多くのDV被害者が経済面や生活面で不安を抱えながら自立を目指している実態が浮き彫りとなった。

などと記事はのんびりと記述しているが、それでそのような人々の救済措置について、政府はどう考えているのか?
こんな結果、分かり切っていたことと思うが、これまで調査もなされていなかったというから、いかに政府はこの問題に鈍感かということだろう。
生活保護費は、こんな人達にこそ支給されるべきではないだろうか。

必要なところに必要なものが配分されないのでは、食糧配給が止まった北朝鮮と変わらないとさえ言える。
あらゆる“強者”ばかりがもてはやされ、大切にされる社会は、絶対的な不安を生む。
その不安は、加速度的に日本中を覆い尽くしていっているような気がする。
どこへ行く?日本。


偵察機のスピード違反?

2007年01月30日 | ニュースから
陸自偵察機でスピード違反 主翼へこませた陸佐を減給(共同通信) - goo ニュース


それって一体、時速何キロなん?
スピードメーターが振り切っていたということなんだろうか??
そんな猛スピードで飛んだら、「科学忍法・火の鳥」になってしまうではないか!?
(…何人が分かるだろう)

しかし主翼が凹むほどのスピードというのはスゴイ。
と思ったのだが、事件は2005年に起きたもの。
それを何で今更??
という新たな疑問に、自衛隊にはぜひ答えて欲しい。


「落語Kタイム」出演開始!by 紫亭京太郎

2007年01月29日 | 落語
本日1月29日(月)22時 (翌30日(火)10時再放送)
インターネットテレビ net channel KYO
「落語Kタイム」

先週はトーク部分にのみ出演させていただいた当番組。
いよいよ落語をご披露申しあげます。
今回の演目は、先輩に頼まれた余興以来10数年ぶりの「時うどん」。
実は自分の演技を見ていないので、なんともはや、どのようなシロモノとなっているか…

おヒマ潰しのお供にはなるかと思います。
また、「落語って、こんなんなんや♪」と、少しでも落語に興味を持っていただければ、そしてプロの落語家の実演を観に行っていただければ、番組冥利に尽きます。

ぜひ、ご覧くださいますよう、御願い上げ奉りますぅぅ!

アクセスはこちらまで

http://www.nc-kyo.com/

※ご覧の際に※
アクセスしてしばらく、何も映らない黒い画面が表示されることがありますが、しばらくすると音声と映像が流れますので、そのままお待ちください。


アニキはスゴイ!

2007年01月29日 | 野球
我がタイガースの主砲・金本アニキが、身体能力の検査を受けたところ、38歳にして20代のカラダを持っていることが判明したとか!

これはスゴイ!
解説者の湯舟氏も
「年々若くなっていくんとちゃうか?」
となかば呆れていたが、あながち嘘ではない気もしてくる。

名作野球漫画「野球狂の詩」のなかで、メッツの老雄・岩田鉄五郎がトレーナーのマッサージを受けた際、トレーナーが「年齢は50歳でもこの筋肉は30代、まさに100万人に一人の体だ」というセリフを吐く一節があったが、アニキはそれを地で行ってる。

こうなりゃ、プロ野球現役最高齢記録である浜崎投手(元阪急ブレーブス)の48歳何ヶ月かの記録を、是非とも抜き去ってもらいたい。
様々な「マイナー記録保持者」であるアニキにはピッタリの記録だと思うのだが。


相変らず②

2007年01月29日 | ニュースから
「女性は子どもを産む機械」発言が波紋 野党が辞任要求(朝日新聞) - goo ニュース


案の定、柳沢厚労相発言が猛攻撃を受けている。
共産党の市田忠義書記局長のコメント、
「後で取り消したと言うが、最初の発言が本音だ。」
というのは同感。
大臣の潜在意識の表れが、かの発言であることは間違いない。
唾棄すべき大臣である。
安倍さんも大変やねぇ。


『できる女』

2007年01月29日 | ニュースから
遥洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」 「できる女」という公害  [3/3](日経ビジネスオンライン) - goo ニュース


遥洋子のエッセイが面白い。
前回は、働かない人間には理屈がある、という話だったが、今回は「自分はこんなにデキる女なのよ!」と“主張する”女性に対する一考である。

「自分はできる女である」と主張し続けるキャリアウーマンは、周りの迷惑によって成立していることに本人がまったく気づいていないという点で「公害」となる、という話は大いにうなずける。
遥氏は言う。
「真にできる女なら、それらすべてを『ね?ね?私ってできる女でしょ?』といちいち主張せず、自然体で普通にスルッとこなすだろう。だって、できちゃうんだもん。」
全くその通りであるが、この点に関しては、男女差は無いのではなかろうか。

ただ、男の場合このような態度はそれ相応の地位についた御仁が、会社の中で発揮することが多いのではないかと考える。
そしてそういう人物にはたいてい“取り巻き”が付いており、一生懸命にその男の希望を満たそうとする。
そして気分を良くしたその御仁は“取り巻き”に対して「取り立て」という“出世”をもって報いる。
ここには「公害」と言うような定義は成立しない。

遥氏の説く“自称キャリアウーマン”による「できる女」幻想が「公害」となりうるという論は、それ相応の地位に就くことなく、何だか仕事はバリバリこなしているベテラン女性社員に当てはまるものだろ。
そして、そんな女性社員が増えていることによって、「公害」として“認定”されるほどに世間に影響力を持ち始めた、というところか。

すべてを何ひとつ妥協せず手に入れたい女の欲。
キャリアを積みたい、夫も子供もほしい、でも自由に旅ができる自分でありたい、せっかくの旅行だもの良い場所は誰にも譲りたくない、10分も無駄にしたくない、そんな自分を“できる女”だと常に実感したい…。

それは結局、常に心が満たされていない寂しい人であることの裏返しだろう。
そしてそういった「心の渇望」とは、子供のときから心が満たされる経験をしたことのない人は誰でも、持っているものではないだろうか。
そんな人が増えているのなら、それはやはり「イイ世の中」であるはずがない…


風景を変えてみた

2007年01月28日 | よもやま
2月が近付いてきたので、梅の便りに先がけてブログの風景を変えてみた。

こちふかば にほひをこせよ うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ

とは、かの菅原道真公の有名な句であるが、これを読んで「質屋蔵」を思い出すのは、落研関係者と相当な落語ファンだけだろう。

それにしてもこの冬は本当に暖かい日が多い。
グッと寒い気候が必要な農作物の出来はどうなんだろうか?


相変らず

2007年01月28日 | ニュースから
女性は「産む機械、装置」 松江市で柳沢厚労相(共同通信) - goo ニュース

閣僚や国会議員による暴言の数々には驚かなくなってきたが、相変らずこんな発言をするそのボキャブラリーの貧困さ加減に、“呆れるの最上級”に該当する言葉を贈りたい。
(goodの最上級bestに該当するものと理解されたし)
ちなみに、このニュースを読んで「すすめ!パイレーツ」の1コマを思い出した。
そのコマの中で、女性に対して「子を産む機」(耕運機のもじり)と解説風に書いてあったのだが、子供心に「おお!もの凄い表現やな…」とちょっと引いた。

このテの貧困発言の根には、そのような思考・思想・発想があるということを忘れてはいけない。
典型的な男尊女卑思想の発露と言えるのだろうが、この年代の男、とりわけ政治家になろかというようなお爺共のDNAに刷り込まれていて、消し去ることのできないものではないだろうか。
「三つ子の魂、百まで」と言うが、「そのような発想を改めよ」と言われても当の本人達にはどうしようもないのではなかろうか。

そう言う点では救いがたい御仁であるのだが、ジャーナリズムの使命として、各メディアにはそのアホさ加減をしっかり追及してもらいたい。
それが、他の政治家連中や世間一般への警鐘になるのだから。