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こう暑いと、なんか背筋のゾクッとする話でもきいてみたいもんだと思うのだが、生憎、最近のtvじゃ、心霊番組なんて、そんなに放映しないのね。
暑苦しい芸人ばっかで、ネタも同じ。これじゃ地上波の番組が手抜きだと言われてもしかたない。
でも、映画もあんまり、怖くないんだよね。
やっぱ、夏は稲川淳二ですよね
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でも、こないだ「ごきげんよう」で、ちらっと怪談話しただけ。しかも、同じゲストの女の子がキャーキャー怖がって、バカみたいに白けたよ。
あーあ、この夏も刺激のないまま、終わるのかなー
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そんなわけで、地上波に見切りをつけて、bsなんぞを見てみると、何故か水木しげるのドキュメンタリー。
水木先生、もうかなりのご高齢で、ちょっとまちがうと、行っちゃった人みたい・・・。
一緒に見ていた姉が、「岡本太郎に雰囲気が似ている」とひと言。
たしかに・・・・・。あの危うさは、太郎ちゃんだ。
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それにしても、水木先生は絵が上手いのである。あの独特のキャラクターに気を取られてうっかり忘れてしまうほど、絵が旨い。
あの画風って、やっぱり妖怪マンガを描くための才能だろうね。見事に物語りの雰囲気にマッチしている。
キャラクターも綺麗な人物じゃ駄目なんだ。
不気味で滑稽、これがいいんだよね。
そうそう、鳥取の境港、鬼太郎ロード、行ったなあ・・・。そこだけなんだよね、面白いのって。
でも、その通りを鬼太郎とかねずみ男の着ぐるみの人が自転車で行ったり来たりしてたのが、笑えた。
水木しげる記念館は結構見応えがあったよ。あと、通りに点々と置かれた妖怪の像。ここに来たなら、鬼太郎との記念撮影ははずせませんよ。
そういえば、鬼太郎茶屋って、まだあるんですかね?鬼太郎プリンとか、あるんだろうか?目玉親父のぜんざいとか・・不気味だ・・。
あ、また今度はNHKで水木先生のドラマが・・・。香川照之が水木先生なんだけど、なんか、似てる。
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この時期、戦争ものっていうのもまあ、タイムリーなんだろうけど、妖怪と戦争
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人生の経験の中には、無駄になることは全くない・・・とは、美輪さんはじめ、多くの成功者、先駆者から出る言葉であるが、
そうなんだろうねぇ・・・・。
苦しいことも、哀しいことも、不運であることも、それが後々の人生の糧になるのだろう。
だから、水木先生には、怖いことなかなんも無いのである。怖い経験、辛い経験は、前もって経験したから、今度そんなことがあっても、もう肝がすわっているのだそうだ。
これは、人としての強みだろう。これと一緒にするのもなんだけど、やはり、一度死んだ体験をしたりした人も、そうだと思う。
臨死体験の内容は、人それぞれだが、それなりの死生観を持って、帰ってくる。
魂の記憶というのは、永遠で、生物として生まれ変わる際に、魂であったことの記憶も、前世の記憶も、すべて忘れるような仕組みになっているらしい。だから、肉体が滅んで、魂だけになったときに初めて、それまでの経験を共有することができるのだそうだ。
まあ、「あたしゃ、前世で某で、横町の誰々さんとは、夫婦だったんだよ。」とか、「前世は御姫様だったのに、なによ、この質素な暮らしは!」なんて、いちいち覚えてたら、それだけで面倒だし、煩わしい。
それに、人間関係も、連綿と続く訳だから、また、あいつと一緒に生まれ変わっちゃったよ
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でも、何のために生まれてきて、どういう心構えで死ねばいいか・・・・臨死体験をした方々は、そのヒントを得て、現世に戻ってくるのではないのか?
ある人は、この世は、魂の修行の場、だと言う。あたしも、その通りだと思う。
「あ~、よく生きた
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その為には、苦労もいとわないだろうけど、苦労ばかりしていても、なんの魂の成長には繋がらない。
苦労から繋がる幸福を持って、死後の世界に旅立つことこそが、成長の第一歩なのかもしれない・・・・。
水木先生は、善く生きているよなぁ・・・・・・・・・。