中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
学校を好きになる
そのお母さんを私はマニアだと思っていました。
お子さんの志望校である中学の説明会に何度も足を運ぶ。文化祭、運動会はもちろん見に行く。説明会や個別相談会で、先生と話し込んでくる。だから、この学校のことは大変詳しい。
「今年のサッカー部は優勝が狙えるぐらい強いらしいです。」
とか
「高3はいまひとつらしいけど、高2の成績が良くて大学受験の成果が楽しみだそうです」
という話を良くされていました。
一度、なぜ、そんなに足繁く通われるのか、聞いてみたところ、思わぬ答えが返ってきました。
「先生、私、この学校好きなんです。」
「・・・・・」
「校長先生の方針もシンプルだし、先生たちはみんな子どもたちに優しいし、活気があって、トップ校ではないけれど、自由で雰囲気が明るくて。ウチの子にはご縁がないかもしれませんけど、いい学校だなあって、思うんです。」
なるほどなあ、と思いました。
志望校って、そういうものではないかと思うのです。自分が卒業していなければ、その学校のことを知るのはやはり本やホームページ、あるいは説明会などでしょう。そういう機会を通じて、学校を好きになっていく。
「ウチの子には、この学校がいい」
という思いが強くなって、お子さんもその気持ちになってくれば、本当に良い志望校になるのではないかと思うのです。
その子は途中、勉強がつらくなり、一時受験をあきらめかけたこともあったのですが、しかし、やはり学校への気持ちは強かったのか、最後、その学校に合格しました。
そういう想いというのは、やはり大事なのではないかと思います。
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