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わからないことをどう解決するか

子どもたちが受験勉強を続けていくと、だんだんいろいろなことがわかり、いろいろなことができるようになってくるわけですが、一方で相変わらずわからない、とかできない、ということも明確になってきます。

たとえば電気や浮力はその例かもしれません。

浮力は、「押しのけた分の水の重さだけ軽くなる」ということなのですが、これがわからない。

それはそうでしょう。重さがどこかにいくなんておかしいじゃないか。

その気持ち悪さから納得がいかない。だから「公式を覚えて」といわれたって、うまくいかない。

で、最後、こういうところをどうつめていくか、ということが成績を伸ばすポイントになるのです。

できることはまあ、できることが多い。しかし、できないことは相変わらずできないから、できる子に比べればそこで点数を落とすことになる。

ところが、勉強のシステムの中で、子供たちが「できないところをできるようにしていくプロセス」が、明確になっていない場合が多いのです。

授業を受けて、復習して、テストを受けて、できないところが明確になって、で?

そう、その先がない。もう次のことが始まっているから、そこを解決する間もなく、次のことに向かっているのです。

だからできないことがいつまでたってもできるようにならない、ところがあります。

勉強のプロセスの中で、こうやって「できないところをできるようにする」ということがないと、最後までそこが解決できずに穴となってしまうと成績は伸びなくなってしまう。

今のうちに、そのプロセスを明確に決めてしまいましょう。そちらに時間を割くことの方が大事です。

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