中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
ノートを見返す時間
授業を受ければ、当然子どもたちはノートをとってくるでしょう。
ノートに書かれている内容は大きく分けて2つあるはずで、1つは、本人が問題を解いた過程が書かれている部分。
もうひとつは先生が説明をした部分。板書が写されている場合もあるでしょうし、問題の解説が書かれているかもしれない。
で、最近気になることで言えば、じつはたくさんのノートをとっているものの、それを見返している時間はほとんどないのではあるまいか?
ということです。
別にまたノートの整理をする必要はないが、今日の授業を振り返りながら、ああ、ここは大事だった、とか、「ここはよくわからないなあ」みたいな部分をチェックするだけでも、実はだいぶ違うはずなのです。
しかし、そんな時間はない。
つまり、やらなければいけない問題があり、覚えないといけないところがあるから、そんなにゆったりとノートを見返す、ということはないでしょう。
最近良く書店でノートの取り方を解説する本を見ますが、書き方を工夫する前にまず見返すことを実際にやってみたらどうだろうか、と思うのです。
たくさんの問題をやるよりも、実は今日習ってきたこと、今日解いた問題をもう一度確認してみる、ということだけで結構勉強の効率は上がるはずなのです。
ここは覚えなきゃいけないなあ、と思えば大きく赤く囲んでもいいかもしれない。
この問題、どうして間違えたのかなあ、と思えば解きなおしてみるのもいいかもしれない。
そういう時間をしっかり取ることによって、本当は授業の時間が活きるので、そんなに問題演習をかりかりやらなくても良いかもしれないのです。
まあ、授業ノートがしっかり取れてない、ということならば、まずそこを解決しないといけないのは確かですが。
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