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全部書いてある


あるお父さんが、受験する我が子に対して「国語は簡単だ、大丈夫、心配しなくても答えは全部本文に書いてある。」と言ったそうです。なるほどねえ、うまいことを言うなあ、と思いました。

その通りだと思うのです。別に国語の読解問題は受験生がそのテーマについて何かを考えなければいけない、という問題ではないのです。ちゃんと本文に書いてあるわけだから、そこから答えを見つけ出せばいい。

国語の読解問題は、別に著者が問題を作っているわけではありません。

学校の先生が問題を作っているわけで、したがってこの答えは誰が考えてもアにならなければいけない。じゃあ、どうしてアになるのか?と言えば本文にそう書いてあるから(あるいは書いてないから)という論理が成り立たないといけないのです。

だからその根拠を見つける。その根拠を本文から見つけ出せることができれば、読解問題はそれほど難しいわけではないのです。

国語ができない、という子はかえって自分で考えていることが多かったりする。

つまり、その本文のテーマについて、著者と同じように考えている。そしてつい、自分の考えを答えてしまったりして・・・。それは本文には書いてないから、当然その答えは×になる。でも本人は納得がいかない。だって自分はこうだ、と思うからです。

だからここで国語の読解問題の解き方を、もう一度確認してみてもよいかもしれません。当然、分かっていることとはいいながら、案外大きな勘違いをまだしている子がいるかもしれない。

答えは全部書いてあるのです。

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今日の田中貴.com

第212回 ここで自分で勉強しないと・・・
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11月4日の問題
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