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通学、通塾に際して

震災から4年が経ちました。

やはりちょっとのど元過ぎれば、というところがあって、あの日の怖さを忘れているところがあります。

しかし、いつまた震災の被害に遭うかはわからない。その意味では子どもたちに通学、通塾に際していろいろな準備はしておかないといけないでしょう。

4年前はたまたま子どもたちの通塾時間前であったこともあり、塾が子どもたちを預かって一晩過ごすということはあまり見当たらなかったかもしれませんが、保育園や学童保育ではやはりお父さん、お母さんは迎えに来れず、一晩スタッフが子どもたちと泊まったところも多かったでしょう。

また保護者が迎えに来るまで校内待機をした学校も多かったわけで、そういうときにどうするか、という整理はやはりしておかないといけないだろうと思います。

親もそうだし、子どもたちにもどうするか、ちゃんと教えておかないといけない。

まだ学校や塾にいるときは、大人が側にいるからまだ何とかなるが、やはり通学、通塾時間は本人が自分で対応しなければならないことになるので、その対応をしっかり教えておきましょう。

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第178回 前向きな努力は力をつけやすい
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中学受験 算数オンライン塾

3月11日の問題
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ノートを見る

疲れて帰ってきて、ご飯の支度もしなきゃいけないし、子どもの勉強まではとても手が回らない、お母さんも多いでしょう。

だから塾や個別指導に任せたい、という気持ちもあるかもしれませんが、でもやはりお子さんの状況を良く知っておられることは大事なことです。

例えば今日一日、家や塾でやった勉強の様子はノートを見ればすぐわかるでしょう。

「どこまでやったの?ノート、何も書いてないけど」

「え、テキストに答えだけ書いた」

いやいや、多分、そういうことはない。つまりは答えを写した、ということかもしれないわけですから、やはり、ちゃんと確認をしておいた方が良い、のです。

子どもたちは別に悪気はないが、すぐウソをつきます。

お父さん、お母さんの期待に応えたいから。もしくは怒られたくないから。

でも、そうやってごまかせばいい、ということでは受験勉強は良い結果が出るわけもないし、お金や時間が有効に使われているわけでもないのです。

ノートをまず見ましょう。

そしてどうするか、考えてみることです。

もし、自分が子どもだったら、どうしてこうするのだろうか、と。

まだ事の軽重がわかっていないかもしれないし、友だちと遊びに行かないと学校でつらい思いをする可能性だってあるのです。

そこをじっくり考えて答えを出していくことが、大事な親の仕事です。


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平面図形の問題
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学部推薦枠
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「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
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まじめな子


塾に入って、一番つらい思いをするのは、実は「まじめな子」です。

お母さんのいうことも守りたい、先生に言われたことはちゃんとやらなきゃ、学校の宿題もやらないと・・・

いろいろしなきゃいけないことがあるので、それをやらなきゃ、という気持ちは非常に強いし、実際にやろうとするのだけれど、終わらない。

うまくいっている、というのは本人の力がまだ課題を上回っているからであって、実際に課題の方が力を上回るようになるとあっという間に破綻します。

で、終わらなくなる。

あれもやってないし、これもやってない。やってないから、わからないから、テストの成績も悪い。僕ってできないの?塾、行きたくないなあ。みたいな気持ちになってしまうものです。

自分で乗り越えなきゃ、というのは、子ども自身で充分にうまく行く場合に限ります。

ペースも速く、難しいことを大量にやる、ということはすべての子にできることではない。だから、上手に交通整理をしないといけないのだが、「やらなきゃ」という気持ちだけはあるからうまくいかないのです。

これは早めに大人がケリをつけてあげる必要があります。

何をやって、何をやらないのか。新学期からちょうど1月ですから、まじめな子ほど注意してあげてください。

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留年
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中学受験 算数オンライン塾

3月9日の問題
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受験の負担を減らす

今の中学受験は、以前にくらべて遙かに子どもたちの負担が大きくなっています。

以前は4年生の3学期から塾を始めればよかったのが、3年生の3学期からと1年早まっている。

以前は6年生の1学期までカリキュラムが続いていたのが、5年生の3学期までで終わってしまう。

つまり、長くて早い受験準備になってしまっているのです。したがって早い段階で「ついていけない」とか「成績が伸びない」ということが起こりうる。

しかし、本当に子どもたちには力がないのか?といえばそうとは言えない。そのやり方が合わなかっただけであって、別に方法を考えてみれば充分に力を伸ばすことはできるのです。

それにそろそろ気がついたお父さん、お母さんが塾の指導とはちょっと距離を置いて自宅中心の勉強で志望校に合格しているようです。

ただ、この方法はやはりお父さん、お母さんに負担がかかります。

塾に行かない分、家でいろいろやることを決めないといけないし、わからないことを一緒に考えてあげる時間も必要になる。

そんな時間がない、から塾に行くわけですが、塾の負担が大きいとなれば、やはりそこは考えてみる必要があるかもしれません。

確かにお父さん、お母さんがやることは多いが、しかし、教材はたくさん出版されているわけだし、志望校を絞り込めればある程度やることも明確になってくるのです。

やはり受験の負担を減らす、ということをお父さん、お母さんが真剣に考え始めた方が良いのではないか、と思えます。

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質問がプラスにならない場合
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スケッチの練習
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春期講習は行かないといけないの?

最近の塾は、季節講習はセットになっているところがほとんどでしょう。

例えば新5年生は5日間、算数5コマ、国語4コマ、理科3コマ、社会3コマ みたいな感じで、授業数が組み込まれている。

レベルはいつものクラスの延長線上にあり、カリキュラムも決まっているという感じ。

つまり「絶対に行かないとまずい」というような印象を与えるようにできています。

問題は、この時間が春休みである、ということです。

そう、講習に行かなければ旅行に行ける。スキーに行ける。

しかし、塾の講習があると・・・。

でも、別に義務ではないのだから、旅行に行くのであればそれでいいのではないでしょうか。

「お宅のお子さんだけですよ、出席しないのは」

みたいな言われ方をするかもしれませんが、まあ、そういうのは一切無視で結構。

そういう感覚でいないと、子どもたちとの普通の生活を守っていくことはできませんから。

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湿度に関する問題
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中学受験 算数オンライン塾

3月7日の問題
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新学年1ヶ月の面談


新学年になって1ヶ月が経ちました。そろそろ新しい先生も我が子のことを認識してくれていることだろうし、子どもも新しいペースになれてきたところだと思いますから、ぜひこのタイミングで担任の先生と面談をしてください。

担任がしっかり決まっていない塾もあるのですが、やはりできる限り教えてもらっている先生に子どもの様子を聞いておくべきでしょう。

いろいろ子どもから話を聞かれているとは思うのですが、それは本人からの情報にすぎない。先生はどう思っているかわからないし、また実際に本人はわかっているつもりであっても、先生からするとわかっていないということかもしれない。状況によっては勉強の仕方を変えないといけないのかもしれないし、また春休みも近づいているので、特別何か屋っておいた方がいいのであれば、準備をした方が良いでしょう。

これから1年間、担任の先生といろいろ話をすることで、子どもの状況をしっかり把握できるし、また勉強の効率も上げることができるでしょうから、ぜひ面談の機会をもたれると良いでしょう。


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私立一貫の強み
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湘南2015年結果
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ゆっくりやる塾がない?


大手の塾はここのところ、みんなペースを上げてしまってして、5年生の終わりで一通りのカリキュラムが終わるようになっています。

とはいっても学校別が本格化するのは6年生の夏休み以降なので、これから1学期までは一応復習ということになっている。だったら、ゆっくりやったっていいじゃあないか、と思うのですが、しかし、まわりを見回してみるとそんな塾がない。

どうしたってテキストやカリキュラムテストを共有する、ということになると早く進むペースでやるしかなくなっている、という状況にあるのです。

これは困ったことではないか。

例えば子どもが5年生になる春に

「僕も中学受験をしたい」

と言い出したら、どうなるのか?

まだ2年もあるから大丈夫だろう、と思っていたらとんでもない、ということになってしまう。

本当は充分間に合うはずなのに、です。

昔のペースで言えばそんなに受験生が多くない環境の中で、みんなで飛び級して苦しんでいる、というのはどうも納得がいかない、と思うのですが。

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夜更かしは子どもの生活リズムを壊す
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中学受験 算数オンライン塾

3月5日の問題
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なぜ問題はやさしくなっているのか


今年の入試問題を見ていて問題が、やさしくなったと感じました。

もちろん学校によっては難しくなった、と思う学校もありますが、やさしくなったな、という感想を持つ学校の方が多い。

ある塾関係者は、ここ数年、「今まで入らなかった層が入るようになった」という感想を漏らしています。実際に教えていて今までは「ちょっと難しそうだな」と思っていた子どもたちが入っていく。

これは学校の先生に話を聞いても「偏差値は上がっているのかもしれないが、以前よりもできる子が来ているとは思えない」という話でした。

なぜなのか?

やはり受験生の数だろうと思います。

受験生の数が多ければ、競争は厳しくなる。同じ塾の組み分けテストでもクラスの人数が変わらなければ生徒数が多い方が上に上がるのは大変です。ところが偏差値というのは集団の平均から考えているので、同じ65であっても人数が多い65と人数が少ない65ではやはり実力が違ってくる。

同じ65でも、以前よりはできない。ということは当然あり得るわけです。

で、結果として子どもたちの力の差がさらに開かなくなった。例えば厳しい競争の中ではもっとがんばらないと上にいけなかったのが、今はいける可能性がある。(もちろん、今でも結構大変ではあるのですが、多いときのころとの比較で考えるとそうなるわけです。)

で、そうなると誰ができるのか、をしっかり把握するためには難しい問題は出せない。

難しい問題を出すと、みんなできない可能性がある。そうなると誰ができるのか判然としない。

そこで問題をやさしくして「差が付くようにしている」というのが現実の問題ではなかろうか、という気がするのです。

3年生からこんなにがんばっているのに、というところは当然あるわけですが、いかんせん、受験生が少なくなるとそういう現象が起きてくることになるのでしょう。


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第177回 長い受験勉強のストレス対策を
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中等部の漢字
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組み分けテストの復習

組み分けテストの結果が出ると、何位だったか、クラスはどこだったか、机はどこか、みたいなことが気になるだろうと思います。

いや気にして欲しいと塾は少なくとも思っているでしょう。

しかしながら、本当に大事なのはそういうデータではなく、子どもたちの答案であり、また問題用紙なのです。

問題用紙?

答案は、まあ答えしか書かないところが多いでしょう。すると、どこに解き方を書いたのか?

そう問題用紙なのです。その空白を見てみると、いろいろと書いてあるでしょう。

で、冷静に考えて、これで正確に解けるか?と思えるような乱雑さがあると思うのです。

これでは0と6を見間違えても仕方がないとか・・・。

あるいは、計算間違いをしても仕方がないとか。

なにせ、筆算をしていて、最後足していなかったりする。多分、そこはもう書くのもまどろっこしいので、暗算して答えを書いちゃった、ということなのでしょうが。

しかしそれでは正解に解き上げる力はなかなかつかないのです。

だからやり直しつつも、どうやって計算をし、どこに式を書くか、を考えていかないといけない。

できなかった問題をやり直すのももちろん大事で、どうして間違えたのかも追求しなければいけません。で、追求すると、実は問題用紙に行く着くことも多いのです。

あ、個々で間違えてる、みたいなことが後で見つかる。

で、叱っても仕方がない。ではこれを時間間違えないようにするには、どうするか、を考えていかなければなりません。

単に順位やクラスよりも、こっちの方が大事。

何クラスにいたからという実績で学校に入れるわけではありません。あくまで入試でできて入れるわけだから、正確に問題を解くためにどうするか、具体的な方策を子どもたちといっしょに考えながら、復習してください。

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速さの問題
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3月3日の問題
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勉強しない子


すでに塾に通い始めて3年目になり、今年は受験学年だというのに、相変わらず勉強しない、という子がいます。

言われればやる、という場合もあるし、言われればバトルになる、という場合もあるでしょう。

しかし、最終的にはやっていない。

で、これは本当に中学受験をやらせるべきなのか、考えた方がよいでしょう。実際に「じゃあ、やめる?」と言って「うん、やめる」と言う子はあまり多くはないが、結局やらせていても結果がともなわないのであれば、もっと違う方法を考えた方がよい、のです。

ただ、なぜそうなのか、はやはり考えてみるべきでしょう。

実は本人はなぜ中学受験をするのか、よくわかっていない、というケースはこの後に及んでも多いのです。で、子どもですから、親が中学受験をしてもらいたい、と考えているだろうと思うならば、おいそれとやめるとはいいずらい、のです。しかし、とはいってもやる気がないから、勉強はしない、ということになる。

中学受験をするメリットは何なのか?この辺を親子で良く話をしていない、あるいは本人が納得していない、ということであるならばもう一度話してみるのは大事なことでしょう。

それでも、同じだな、と感じたならば、やめてしまうことだと思います。

お金は使うわ、本人は楽しくないわ、親子の関係はきまずいわ、では何も取り柄がない。結局中学受験をさせる決断をしているのは親なので(だってお金を出すのは親ですから)、やめる決断をするべきなのは子どもではなく、親なのです。

意味がない、と思ったら違う道を考えてあげる方が良い場合もあるので、中学受験にこだわらない方が良いでしょう。

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出題傾向が意図するもの
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今日の慶應義塾進学情報

一次と二次の比重
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慶應進学オンライン
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