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できなかった問題の扱い方で差が出る

子どもたちが問題をやり、子どもたちが答え合わせをする姿を見ていると、「まあなあ」と思うことが良くあります。

○がついている問題はいいわけですが、○がついていない問題は、答えを赤で写しておしまい。

「え、それでおわり?」

とつい言ってしまいそうになりますが、まあ、多くの場合、それで終わりになっているでしょう。

何が問題なのか、答えを赤で写したところで、本人はその問題がわかったわけではない、ということです。

しかし、答えは知ってしまった。知ってしまうことで、例えば社会なんかは解決してしまう場合もあるでしょう。例えば年号を聞かれて、違う年号を答え、正しい年号を写せば、ああ、そうか、ということもあるかもしれない。

でも算数や国語の読解の場合はそうではないわけです。

例えば国語の問題で本人はアと答え、正解がイで、イと赤く書いたところで、何も変わっていないのです。

当然のことながら、そこからなぜイになるのかを考えないといけない。

しかし問題をたくさん与えられると、そんな余裕はないから、赤い字で書き直して終わってしまうところがある。

こういう勉強をしているとすれば、それはまったくできるようにはならないのです。

問題を解く量よりも、わかるようになった問題の数を気にした方が良いし、算数は次に必ず解ける、というところまで行けば1問できるようになるだけで、相当力がついているはずなのです。

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今日の田中貴.com

「できた」と言って、できてない場合
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3月19日の問題
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