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受験開始時期の前倒しは考えもの

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すでに多くの塾で3年生の3学期からの受験スタートが一般化している中、さらに早めようという動きがあるのだそうです。

3年生の9月からとか、2年の3学期からとか、まあ、各塾の思惑があるようですが、しかし、そんなに早く始めても子どもが受験勉強に耐えうる学齢になっていないので、あまり意味がありません。

勉強することは、特に問題があるわけではないが、例えば算数と国語で2年生から毎月組み分け試験を受けて、どうなるのか?

小さい子どもたちは、まだいろいろな情報を持ち合わせていないので、その順番が絶対的なものだと思いやすい。

良い成績なら良いが、悪い成績をつきつけられて、早くもやる気がない、などということになっては本末転倒です。

5年生からの2年間は、子どもたちがそれなりに成長してきて、体力もつき、対応力もできてくるから、多少しんどい思いをしても、何とかなる。2年頑張れば、おしまいにできることだから、というのもある意味大事な要素だと思うのです。

しかし、それがダラダラ続いていくと、もう最後のころは子どもが受験勉強に飽きてしまう。そういう状況になるのは決して子どもの成長にとって良いことではありません。

競争ですから、勉強しなければいけないのは当然ですが、それなりの対応力が身についた後でやらせないと、いたずらに子どもを消耗させてしまうことになりやすい。

あまり前倒しに気をひかれないようにしてください。




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中学受験における英語対策

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国語に手を抜かない

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9月10日の問題






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試験にのまれる子

組み分けテストというのは受け慣れている子が多いと思うのですが、模擬試験はそれほど多くはないでしょう。

また自塾を離れて違う塾のテストを受ける、ということになると、多分、周りにはだれも知った子がいない。

また模擬試験は学校を会場として行われるものも多いので、当然普段の雰囲気とは違う。

それに慣れてもらうために、わざわざ会場を借りているところはあるわけですが、しかし、その試験の雰囲気にのまれてしまう子は結構いるものです。

破壊的な点数を取ってきた場合、多くは雰囲気にのまれている部分があるでしょう。

後から家でやってみると、「なんだ簡単じゃないか」と思える問題も、試験会場ではなぜか解けなかったり。

あるいは周りの子がみんな賢そうに見えたりするものです。

だから、試験慣れは大事。

これからはいろいろな会場で試験を受けてみることが大事です。どんなところでも自分の力を発揮する、そういう胆力を育てていきましょう。



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この時期過去問はどのくらい取れれば良いか?

6年生の教室から
9月はスランプがおきやすい

慶應進学館から
慶應湘南、帰国の視点は変わったか?

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過去問はメッセージ

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過去問の勉強が続いていますが、まだ手がついていない、という子どもたちも少なからずいるようです。

しかし、志望校が決まっているのならもう待ったなし、に過去問の勉強を始めるべきです。

同じ問題はもう出ない、という話は良く聞きますが、しかし学校はこういう問題ができる子にきてほしいのです。

つまり学校が求める人材像が色濃く問題に反映している。

だからそれをできるようにする、というのがまず一番の入試対策に他ならない。

過去問をがんばることで、その学校の入試傾向を体得できるし、また、できないところが発見されれば、どうやればこれができるようになるのか、対策を自然考えることになる。

よく学校の先生に対策を伺うと「ぜひ過去問をがんばってください」ということになるのですが、先生方はそのくらいの思いを込め問題を創っている。

過去問は「こんな子に来て欲しい」というメッセージですから、ぜひしっかりやり込んでください。




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勉強しないが成績は気になる?

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積み残さずに

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9月8日の問題






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学校別対策と家庭教師

WEBで第一志望の学校名と「学校別対策」を並べて検索してみると、多くの家庭教師のサービスがヒットします。

秋に自分の志望校の学校別対策を探されるご家庭が多いと思うのですが、集合授業の学校別対策授業は2月1日の上位校に限られることが多く、我が子の学校別対策を探すのは容易ではありません。

で、どうしても家庭教師に頼ることになると思うので、この時期一気に先生が足りなくなります。

家庭教師をメインに活動されている先生は、この時期本当に忙しい。1日2件、3件と回ることが多いそうです。

で、具体的にやっていることはやはり過去問のわからないところを教えるというのがほとんどのようですが、その子の成績と学校別傾向を照らし合わせたとき、強化しなければいけない分野がまだまだ残っているケースが多いので、そこを中心に指導したり、問題集で練習したりすることもあります。

ただ、家庭教師はそれなりに負担も大きいし、すでに塾でスケジュールがいっぱいになっていて、どうしようもない、というケースもあるでしょう。

だから、家庭が中心になって学校別対策を考えていかないといけないのです。

塾に過去問をいつやるのか聞いてみると、あまり明確な答えが返ってこないケースがあります。

「まあ、同じ問題は出ませんから」

という返事も良く聞きますが、逆に出題する学校の先生に言わせると「過去問をしっかり勉強してほしい」ということになる。

出題する先生方は、それなりに思いを込めて問題をつくっている分、その意図をしっかり汲んで対策すれば十分に合格できると考えています。

では塾側がそうしないのはなぜか、といえば、塾は集合授業ですから、なるべく全員に同じことをやらせた方が効率が良い。子どもひとりひとりの志望校に合わせて、などということはやってられない、というのが本音の所でしょう。

だから、家庭が考えないといけないのです。

この時期何を優先し、何を勉強するのか、実際の入試問題を吟味しながら、ぜひやり方を研究してください。その研究の分だけ、子どもたちは合格しやすくなるはずです。


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力のつりあいに関する問題

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過去問答案メール

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慶應湘南の男女比

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模擬試験の時間不足はあまり気にしない

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夏休み明けの模擬試験が行われて、データが出始めていますが、成績はどうですか?

実際に答案を見てみると、算数の後ろで手がついていない、という場合もあるかもしれません。あるいは国語の問題が3分の1空欄だったとか・・・。

まあ、あまり大きく空いてしまうのも問題ではあるのですが、しかし、元々模擬試験は問題数が多くつくられています。

模擬試験は基本1種類の試験ですべての学校の合否判定を出す仕組みですから、子どもたちの成績分布がなるべく正規分布に近づくようになることが理想です。

つまり程度良く難しく、程度良く量が多い必要がある。難しい問題ばかりが並べば当然、成績が悪い方へ集団が傾いてしまいますし、逆に問題数が足りなければやさしくなって、これも集団が傾く。

なので、各校で行われる入試に比べて各段に問題数が多いのです。

だから、それが間に合わない、からといってあまり気にする必要はない。模擬試験ほど忙しい入試はないからです。

ただし、3分の1空欄というのは、やはり問題でしょう。まだまだ力がついていないから、そういうことになる。こういう子はただ急がせても結果は良くなりません。問題を解く力をつけないといけない。

まずは基礎的な問題を確実に得点できるようにすることです。何も難しい問題ばかりが出ているわけではないので、そこをまずしっかり取れるようにすると、成績は一気に上がっていきます。

破壊的な偏差値をとる子がたまにいますが、そういう子はまた一気に偏差値を上げることができるところもあるので、これもあまり失望しないことです。




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受験者総数

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学校別対策を急ぐ理由

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9月6日の問題






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午後入試を想定して

模擬試験が始まりました。

もし、予定として午後入試を受験するケースがあるのであれば、模擬試験でも午前・午後という日程を組んでください。

毎回である必要はありませんが、それでも複数回、こういう経験をすることが大事です。

入試は、ただでさえプレッシャーがかかるわけですが、それを午前、午後と両方受ける。

連れて行く親も結構大変ですが、できれば同じ塾ではなくて違う塾の模擬試験が受けられればさらに良いでしょう。

体力的にも相当しんどい部分がありますが、日程によっては2日連続で午前午後とか、3日連続という場合もあり得るのです。だから、そこの部分はタフにしておく必要もある。

そのくらい平気、ぐらいになっておく必要があります。

ただ、逆に相当疲れてしまって午後は話にならない、ということになるようであれば、午後入試の想定はやめた方が良い。

次の日の入試にも差し障りがある場合もあり得ます。

その辺をしっかり見極めるためにも、午前・午後の模擬試験は経験してもらいたいと思います。



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第393回 親の志望校

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自由記述の対策

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中等部の算数対策のポイント

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合格偏差値が落ちた学校

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10年前の偏差値データと現在のものを比べてみると、明らかにやさしくなった学校があり、また難しくなった学校があります。

合格偏差値が落ちる学校というのは、何が問題になるのか?と言えば、やはり大学の合格実績でしょう。

例えば新興校でいろいろ説明会でぶち上げていたにもかかわらず、あまり結果が出ていない、という場合は、受けてくる子どもたちのレベルが下がってくる。

難しい問題を出しても、できる子が少なくなるので、そうなるとさらに問題がやさしくなる。

問題がやさしくなると受けやすくなる分、さらに受ける子どものレベルが下がる、ということになりやすい。

もちろんやさしい学校にも関わらず問題が難しいと、敬遠されるからさらに生徒が集まらない。この場合は、学校経営に大きな影響を受けるから、まあ、その恐怖から問題はやさしくなる傾向にあるのです。

一方難しくなる学校はそれなりに指導内容を工夫して、他校との差別化を図りながら、結果を出していく。

学校が塾のように結果を求められる、というのは多少なりとも違和感があるかもしれませんが、しかし、本音のところではかなりの準備をして、安くはない費用を払うのだから、それなりに結果がでている学校でなければいけない、という感覚は以前よりも増して強くなっているでしょう。

したがって、合格偏差値が落ちた学校は、まずはそこを変えなければいけない。

入ってくる子どもたちのレベルが下がったとしても、そこは教育力で6年後にそれなりの結果を出す、ということが必要になっているので、それに応えられないと低迷が続くことになるのです。




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歴史史料に関する問題

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夏休み明け、成績がポンと上がる

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すべての学校の過去問が準備できるとは限らない

多くの子どもたちの平均的な受験校は6校。さらに、1月のお試し受験までいれると7校ぐらいになります。

7校で10年分、4教科として計算すると1回やるだけで280教科です。

9月1日から2月1日まで、153日。1日1科目でも追いつきません。しかも、今、子どもたちの通塾日は増えているはずですから、家で過去問をやる、という時間は一気に減っているはずなのです。

だからすべての学校の過去問の準備ができる、とは限りません。

1~2年分やっただけで受けるという場合もあるでしょう。ただ、当然のことながらこの対策には濃淡があってよい。

第一志望、。第二志望というところはやはりしっかりやるべきでしょうし、併願校でも安全校やお試し受験はまあ、そこまでできなくても良いでしょう。

いずれにしても何をどのくらいやるのか、しっかり計画を立ててやっていく必要があります。ただ問題を解けばいいというわけではなく、間違えた問題はしっかりとやり直し、傾向を捉えていかなければなりません。

夏休みが終ったばかりですが、もう次のステージに進んでいますので、予定を組んで確実に進んで行きましょう。


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私学は英語既習クラスをつくるべき

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目的意識が上がる子

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これまでどちらかといえば、勉強をやらされてきた子が、秋になってやる気を見せるケースが増えてきます。

ひとつには、締め切り効果が出てくること。だんだん寒くなるにつれて、入試も近づいてきます。小学校でも受験の話題が増えてきて、「自分が落ちるわけにはいかない」という気持ちになる子は少なくないでしょう。

実際に来年は中学に進むわけで、子どもたちも来年の自分の生活を想像する。

高校受験は絶対にいやだ、という気持ちも強くなっているでしょう。だったら今がんばるしかない。

なので、自分でがんばる子どもたちが増えてくるのです。

しかし、一方でエンジンがかからない子もいる。

「え、別に公立でもいいじゃん?」

というような反応をしている子がいるでしょう。しかし、この子は実は自信がないケースがほとんど。

自信がない子は、どこかで精神的なバランスをとろうとする。将来に向けての不安を「自分がわざとそうした」というような決着の仕方で解決しようとする場合があるのです。

こういう子にはとにかく自信をつけることが大事。

できない、ということばかりに目を向けるのではなく、できることを確認していくと良いのです。できるねえ、と言われて気分が悪い子はいない。そこから意欲を引き出していくように仕向けていくことが大事です。




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成績が落ちた!?

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応用力は学校別対策で鍛える

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自分の試験の受け方をつくる

これから模擬試験が始まります。

最近は模擬試験でいろいろなデータが出てくるので、分析しやすくなりましたが、いろいろデータが出てくる分、何を重視したらいいのか、わかりにくい部分もあります。

例えば合格可能性。

これはひとつの試験ですべての学校の判断を下す、ということですから、元々無理があります。そこで20%以下といわれると、もうだめ?と思いがちですが、子どもたちの成績が上がってくるのはこれからですから。まだまだ期待して良いでしょう。

それよりも大事なのは答案と問題用紙です。

例えば算数はいったいどこに計算や式が書かれているのか。記述式の模擬試験でもない限り、算数は答えだけを書くことになっているでしょうから、それを解くスペースを見つけていかないといけない。

しかし模擬試験は入試ほどスペースをふんだんにくれません。だからどうしてもごちゃごちゃする。その結果として計算間違いをしたり。自分の書いた数字を読み違えたりする。

これをどうするか?

確実に合格する子、というのは正解率が高い子です。間違えない子、と言ってもいいかもしれない。自分が解いた問題はまず正解、という子はまず合格する。

だから、解いたら間違えないようにする工夫をテストでできるようにしていかないといけない。

そのチェックをしてみると、実にいい加減だったり、あらっぽかったりするものです。

合格可能性よりもまず算数の答案用紙と問題用紙を見ながら。正確に解き上げるにはどうするか、を親子でしっかり相談しましょう。

何らかの工夫を模擬試験で試しながら、自分の試験の受け方をつくっていきましょう。


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