今夜は第九コンサート。
神戸こくさいホールへ。
開演までの時間を潰そうとワインを飲もうと思ったが売店は長蛇の列。
並ぶのも面倒でやめにした。
演奏は素晴らしかった。
始まりのAの音をオーボエが鳴らす。
皆がチューニングしながら音がどんどん重なっていく。
いよいよ始まるのだ。
音は波のように、風のように音楽を紡いでいく。
身体を通り抜けていく感覚は重い風のようであり、軽い液体の中にいるようでもある。
静寂な第三楽章の後に第四楽章が始まり、テーマの後に合唱が続く。
ああ、合唱はいいなあ。
とてもいい。
人の声は楽器にも勝る。
いいコンサートだった。
ベートーベンでお腹いっぱいになったが腹は減った。
ということで友達夫婦と忘年会。
今年は元町のちゃんこ屋さん。
こんなに食べられへん、と思ったが何の何の。
ほぼほぼ完食。
これは四人前だがお相撲さんには一人分らしい。
どんなに食べるんだ。
心も身体も満たされた祭日となった。