『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

六甲山、通勤電車の車窓から

2020年01月16日 | 花鳥風月


今日の神戸は快晴。
六甲山の稜線がクリアで美しい。
思えば毎朝の通勤電車は明石から播磨灘の穏やかな海を眺め、三宮からは六甲山を見ながら走る贅沢な乗り物。
眠っている人が多いがもったいない。
特に朝のきれいな時間ははかなく、数秒目をつむっていると空の色が変わっていたりする。
その瞬間の美しさを楽しむ。


デンドロビウム

2020年01月15日 | 植物



先日の洋ラン展の帰りに売店で買った小さなデンドロビウム。
ランの仲間で和名は長生蘭。
昨日の蕾がもういくつも開いている。
可愛らしい。
花が一つあるだけで場が和む。
上手く育てられればまた花をつけるそうだがそうなったためしがない。
先はともかく今を愉しむ。

洋ラン展

2020年01月14日 | 植物
姫路の植物園に毎年恒例の洋ラン展を観に行った。




ドアを開けるとカトレアの甘い匂いが充満している。
この瞬間が楽しみで毎年来ているようなもので、ワクワクする時間だ。






色といい形といい素晴らしい。
しかもいい匂い。

常設の温室にはバンダが咲く。
美しい。

植物園ではこの後「エアプランツ展」「クリスマスローズ展」へと続く。
今年も花の季節が始まった。

新春の風物詩

2020年01月12日 | 花鳥風月
元旦を過ぎて2日か3日だったか、夜明け頃に遠い船の音で目が覚めた。
重油をたくエンジンの低い音。
新春の漁が始まったのだ。


海苔漁専用の漁船。
数本のパイプが船首から船尾に向かって伸びている。

網の下を潜る。

網に着いた海苔の収穫は大変な作業だろう。
播磨灘の潮で育った明石海苔は有明海に次いで第二の生産量を誇る。
春の風物詩は海苔で始まり、もうすぐイカナゴ漁にかわる。
美味しい春がもう始まっている。