孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

「大事な子だから」

2024-11-12 07:21:32 | 3歳半から

数ヶ月まえ、家の近くに、スーパーマーケットを含む大きな複合商業施設がオープンしました。

3つある車の進入路が当初は一つだけしか利用できず、残る2つは何となく徒歩客が通っていました。

 

最近ようやく、3つ全部が本来の車進入路として使われるようになったのですが、

家からいちばん近い進入路は、車の出入りが少ないこともあり、相変わらず徒歩客が(わたしも)歩いています。

 

前置きが長くなりました。

先日、マメをつれてその店におつかいに行きました。

当然のように、家の近くの車進入路から歩いて入っていくと、マメがすぐ気づきました。

「ばあば、ここさー、車が通る道になったんでしょ」(ひとが通っていいの?のニュアンス)

「う、うん、大丈夫。あんまり車来ないし、もし来たらばあばがマメちゃんを脇に引っ張るから」

「ふうん」

 

そのあと少しして、マメからこんな発言がありました。

「マメちゃんは大事な子だから、ばあばやみんなが、危なくないように守ってくれるんだよね」

 

おお! と感銘を受けました。

自分を「大事な子」と認識する、鉄壁の自尊感情。

また、「大事な子」である自分は両親・祖父母の愛情で幾重にも守られている、という揺るぎない安心感。

 

マメをこんなふうに育てられて良かった。

 

成長するにつれて、難聴ゆえの苦労がふえていくかもしれないマメ。

時として、人生がつらいものになるかもしれないマメ。

そんなとき、「マメちゃんは大事な子」という特別な気持を、ぜひ思い出してほしいです。