孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメ2歳8ヶ月

2023-12-31 20:52:49 | 2歳半から

「言葉の遅かった子が、ある時期からとつぜん、うるさいほどしゃべるようになった」

「まるで言葉が爆発したようだ」

などの感想をたまに耳にすることがあります。

(難聴児・健聴児を問わず。)

 

へぇ〜いいなあ。

ある時期からとつぜんって、どんな感じなんだろう。

 

それが、いままさにマメが...。

 

家族だけでの車移動のときなど、すごくよくしゃべります。

ノンストップトークという感じです。

「マメちゃんおしゃべりだねえ」

と、うれしさを隠しきれない大人たちです。

 

二語文から五語文あたりまで、わりあい自由に使いこなせます。

 

「あっ、お口にチョコついてる」

「ちょっと寒いね、風邪引くよ」

「赤信号、ストップだよ」

「ママ、全部食べちゃダメよ、順番こだよ」

「マメちゃんはユーチューブ見たいの!」

「メルちゃんパンツはいてないねえ」

といった調子です。

 

また、「大人の発言をそのままなぞる」という日ごろの自主練(?)のたまものか、語彙の広がりも見られます。

高速、料金所、壁、コンビニ、駐車場、空港、など、あまり身近でない単語を、ちゃんと使いこなせます。

「これは(なに)?あれは(なに)?」と聞いてくることも多く、

説明すると、「ふーん」という感じで、それなりに理解するようです。

 

マメの順調な言語発達が、とてもうれしい今日このごろです。

 

*大晦日の夜です。みなさま良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 


「札幌冬の旅」三日目

2023-12-30 03:52:44 | 2歳半から

三日目の帰路はとても順調。

ホテルを朝8時に出て、我が家に夕方4時に着きました。

 

ああ疲れた〜。

みんなぐったり。

夫が作ってくれたカレーを食べて、8時にはみな部屋に引き上げました。

(ちなみに、娘一家はこのあと正月までずっと滞在します。)

 

ベッドの中で、3日間の旅を甘く思い出します。

楽しい旅行だったなあ。

婿さんは本当に気持ちのいいひとで、一緒にいてまったく気疲れがなかったし、

それより、なんと言ってもマメです!

 

Y医師にもほめられたけれど、

マメのお利口さんなことと言ったら!

 

飛行機やリムジンバスのせま苦しい座席で、文句も言わずに長時間過ごせるがまん強さ。

(ときどきパパにしがみついて、甘ったれ全開になっていましたが。)

機内でもらうおもちゃで、すぐに楽しく遊べるほがらかさと集中力。

 

あらためてマメのことを「大好きだなあ」と思ったことでした。

*「聞いちゃいられん!」というツッコミは想定ずみです。

 

 

 

 

 

 

 

 


「札幌冬の旅」二日目

2023-12-29 15:06:08 | 2歳半から

前日の移動疲れを癒やすため、次の日の午前中は、みな部屋でのんびり。

マメは持参したおもちゃで楽しく遊びます。

 

12時半になって、いざ出陣(出発)です。

ホテルフロントに頼んでタクシーを呼んでもらい、札幌医大へ。

 

形成外科のY医師は、「こみこみライン」でもたびたび話題になっているように、とても温厚でフレンドリーな紳士でした。

机上のパソコン画面を提示しながら、耳の形成手術について、ていねいに説明してくれます。

*肋軟骨を使って耳をつくる

*胸郭の発育を考えて、手術可能時期は10歳以降

*体格的には中学生くらいが望ましいが、部活・受験などとの兼ね合いから、小学校高学年を希望する家庭が多い

*手術は半年以上のあいだをあけて2回行い、各3〜4週間の入院が必要

 

などなど、わたし的にはすでに知っていたことばかりでしたが、あらためてしっかり聞きました。

娘夫婦も熱心に聞き入っていました。

 

小耳症は顔面の他の部位にも形成不全をともなうことがあるらしい。

わたしも日ごろから、「マメが笑ったときの目の細まりかたが左右で少しちがう」ことに気づいていましたが、

今回Y医師から「左の眉の位置が少し低いのでは?」との指摘がありました。

 

どちらも、ほとんど気にならないレベルですが、

将来歯並びなどで支障が出ることもあるから、形成外科にはかかっていたほうが良い、とのアドバイスがありました。

(いま、こども病院では耳鼻科だけで、形成外科にはかかっていません。)

 

小一時間におよぶ、くわしく行き届いた説明でした。

その間マメは、パパのひざに抱かれておとなしくしています。

「ずいぶんお利口さんですね」とY医師にほめられて

「はい、とてもお利口なんです」と思わず答えてしまったわたしです。

 

「では8〜10年後、手術を受けたいと思ったときに連絡してください」と言われ、診察室を辞しました。

これで、ゴッドハンド名医の仮予約がめでたく終了。

本日の(というか本旅行の)メインエベントが無事遂行できました。

 

このとき時計を見ると2時半。

せっかく札幌に来たのに、どこにも行かないのは体裁悪いから(誰にたいする体裁だ?)と、

徒歩と市電を乗り継いで、大通り公園まで行ってみました。

いかにもな背景をさがして写真をとり、あとは「寒い寒い」とふるえながら、タクシーでホテルに舞い戻ったのでした。

 

 


「札幌冬の旅」一日目

2023-12-27 11:48:20 | 2歳半から

娘一家は、出発前日の夕方、うちに来て泊まりました。

(婿さんは午後休をとったようです。)

そして、きのうが出発当日。

飛行機は、1:00羽田発の新千歳空港行きです。

夫が空港まて車で送ってくれることになりました。

 

朝、じゅうぶんな時間の余裕を見て家を出ました。

じゅうぶん過ぎるはずでした。

 

ところが、、、。

車内で楽しくおしゃべりをしているうちに、ハッと気づくと、、、。

ただの渋滞と思っていたものが、すさまじい事故渋滞だと判明して、、、。

ナビ画面の到着予定時刻が、いつの間にか12:45になっていて、、、。

 

ヤバイ!

ああもう、どうしたらいいの?

 

ナビ地図で最寄りの駅を見つけて、電車移動に切り替えることにしました。

駅ホームで、若い大学生風の男性ふたりに空港への行き方を聞きました。

ふたりは元々くわしそうな上に、その場でスマホ検索もしてくれて、最適・最短の行き方を教えてくれました。

おかげで、なんとか間に合いました。

本当に本当にありがたいことでした。

 

その後、飛行機とリムジンバスを乗り継いで、札幌のホテルに到着したのは夕方6時近く。

やっぱり北海道は遠い、あまりに遠い。

70代のばあさんは、疲労困憊して、部屋のベッドに倒れ伏したのでした。

※娘一家とは別部屋をとっていてラッキー!でした。

 


札幌医大受診

2023-12-25 22:45:31 | 2歳半から

風邪さわぎが一段落しましたが、

ヤレヤレと思う間もなく、ビッグイベントが控えているのでした。

じつは、明日から北海道に行くのです。

 

暮れの押し詰まったこんな時期に、なんでまた?

 

あさって27日(水)、札幌医大形成外科のY医師を(初)受診するのです。

マメの左耳小耳症を診てもらい、将来の形成手術について、相談するというかお願いするというか。

じっさいの手術はまだ10年ちかく先ですが、今回は顔合わせ的・仮予約的な意味合いです。

 

小耳症手術の最高峰名医はふたりいて(ふたりしかいなくて)、うちひとりが2年まえの今ごろ急逝しました。

あのとき、ひとり残ったY医師にすがりつく思いでメールし、2年後の今回予約を何とかゲットしたのでした。

 

しかし、北海道は遠い、あまりに遠い。

おとな3人で行くとなると、お金もたっぷりかかります。

 

おとな3人って...。

「どんだけ〜」という感想が聞こえてきます。

「どんだけ出しゃばれば気が済むんだ〜、

両親がつきそえばじゅうぶんなのに、なんでばあさんまで行くんだ〜」と。

 

まあまあ落ち着いて(笑)。

マメの大事な局面なのに、行かないなんて選択肢はありませんわ。

 

2泊3日の「札幌 冬の旅」。

寒いだろうなあ。

何だか武者震いが出ます。