孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメ1歳8ヶ月

2022-12-29 21:12:52 | 1歳半から

マメは1歳8ヶ月になりました。

気になる「ことばの発達」について書いてみます。

 

発語は30~40語に達していると思います。

オヤ、こんなこともあんなことも言えるのね、と驚くことが多いです。

発音はあいかわらずテキトーで、『家族だけがわかる』的な単語もたくさんあるのですが。

 

まだ二語文は出ていません。

要求の表現もまだうまくできないので、『んー』と言いながら大人の手を引っぱったりからだを押したり。

けっこう本人ももどかしそうです。

 

1.ここ半年ほどの発語がわりあい順調だったこと。

2.こちらの言うこともかなり理解していること。

3.自分で童謡CDをかけて楽しそうに聞いていること。

4,ピアノを弾くのが大好きなこと。(いかにも「らしく」弾きます)

などから、もしかしてもしかして、マメの難聴は感音性でなく伝音性?

期待がふくらみます。

 

どちらのタイプの難聴かというのは、医師としても、なかなかに判別が難しいものらしいです。

それなら、あえて急いで白黒つける必要もないので、どっちかなあと良い方に想像していた方がよさそうです。

いまのところ、マメの聞こえに関して大きな不安はありません。

 

 

 

 

 

 


本を読む代わりに

2022-12-25 20:35:14 | 1歳半から

わたしは「活字中毒」「本の虫」と言ってもいいくらいの読書好きです。

新聞書評などで読みたい本をピックアップして地元図書館に予約をかけ、常に途切れ目なく手元に本があるように工夫しています。

 

でも最近、この長年の習慣に異変が生じてきました。

 

本の代わりに読むものができたのです。

ブログです。

障害児の子育てブログです。

 

「小耳症」や「難聴」から始まって、しだいに他の障害のブログも読むようになりました。

色々読んでいくと、たまに「おおこれは!」というブログに出会います。

素晴らしい文章力で、まるで第一級の小説を読むようです。

 

いまざっと数えて、こういう「ダントツお気に入りブログ」が5つあります。

もう終わってしまったもの(長らく更新されていないもの)が2つ。

現在進行形のものが3つ。

 

前者は、何度でも繰り返し読みます。

後者は、新規投稿をソワソワと待ちます。

 

これって変よね、と自分でも思います。

何というか、取り憑かれている感じ。

寝つく前のベッドの中、以前ならミステリ小説などを楽しく読んでいたのに、今はスマホ画面をじっと見つめている、、、。

 

でも今は、どんな話題本よりもこれらのブログを読みたい。

若く聡明なお母さんたちの失意や苦悩に共感したい。

共感することで癒やされたい。

 

 


「アレ?」的な視線

2022-12-14 14:59:31 | 1歳半から

1歳半検診続きです。

コロナ禍で、こういった検診は個別対応になっているのかと思っていましたが、じっさいは集団検診でした。

 

市役所の特設会場に、1歳6ヶ月〜8ヶ月くらいの親子が約30組集まりました。

時間差でどんどん進んでいくので、待機スペースで待つのはつねに10組くらい。

親にへばりついている子、自由に動きまわる子、いろいろです。

マメも部屋真ん中のテレビに近づいて「パンパンパン!(アンバンマン)」と言っています。

 

この場面。

ちょっとドキドキしましたが、、、。

 

マメの右耳補聴器や小さい左耳に「アレ?」的な目を向ける人はいません。

そして何よりホッとしたのが、娘がまったく人の視線を気にしていない様子だったこと。

「へえーそうなんだ」とうれしい気持ちがしました。

 

 

 


1歳半検診無事終了!

2022-12-13 20:42:00 | 1歳半から

会員になっているaskdoctorsサイトで、一時期、赤ちゃんの発達に関する相談をよく読んでいました。

すると、赤ちゃんの定期検診(1ヶ月、3ヶ月、1歳、など)の中で、1歳半検診が特別な意味を持っていることがわかってきました。

 

☆「運動」「言葉」「知能」の発達がシビアに見きわめられる。

☆問題点あり、と見きわめられた子どもは経過観察となる。

☆経過観察の結果改善が見られない場合、療育をすすめられる。

 

難聴のマメが、言葉の遅れを見きわめられて「経過観察」や「療育」につながるのは不本意だし不必要です。

そういう流れになりそうな時、口下手な娘では流れを押し戻せない。

ここはぜひ、私がついていかねば。

 

歯科検診と計測が終わって、いよいよ「育児相談」の場面です。

私たちの向かいに保健師さんが座ります。

 

テーブルの上に小さい積み木が5個、さりげなく置いてあります。

さりげなく見えるけど、じつはこれは大事な見きわめ項目のひとつ。

3個以上積めて合格です。

マメは5個全部積めました。

 

つぎに、またしてもさりげなく1枚の紙が机上に置かれます。

テレビの幼児番組や人気アニメのキャラクターが描かれています。

「ワンワン!」と叫びながらお気に入りキャラクターを指さすマメ。

はい、これも合格。

言葉よりも「指さす」という行為が重要らしいです。

 

娘があらかじめ家で書いてきた質問表に目を通しながら、「とても立派に育てていらっしゃいますね」と褒めてくれた保健師さん。

ホッとしました。

 

待ち時間も含めて2時間近い長丁場。

マメはずっとおとなしくいい子にしていられました。

頑張ったね。

 

帰りに、近くのスタバでお疲れさま会をしました。


ゆで玉子!

2022-12-10 21:35:22 | 1歳半から

先日、マメの昼食にグラタンを持っていったのですが、途中でアッと気づきました。

「ゆで玉子入れるの忘れた!」

マメの大好きな生協の冷凍エビグラタン。

そのままではあまり栄養がないので、シラスと細かく刻んだゆでブロッコリーとゆで玉子を加えます。

いつもマメは喜んでパクパクと食べます。

そのゆで玉子を入れ忘れたのです。

 

娘宅に着いて、こういうわけだからと玉子をゆでるよう言いました。

娘は戸惑い顔で

「えーとさー、玉子は水から入れるんだっけ?」

「もちろんだよ。水から入れて沸騰したら10分、それですぐ水にさらす」

あれ、、、まさか、ゆで玉子作ったことないの?

 

そのまさか、だったようです。

できあがったゆで玉子はブヨブヨの半熟。

細かく切ってグラタンに混ぜることはできません。

 

こんなこともできないんだなあ、とあらためてガッカリ。

ゆで玉子、たかがゆで玉子だけど、こういう頼りない娘がマメを育てていくと思うと、、、。

 

ああ、マメが長男や次男のところに生まれていたらなあ。

息子たちもその嫁さんたちも、親としてかなり能力が高いです。

障害のあるマメを、万全の注意をはらって育てるでしょう。

わたしは一歩下がって、安心してマメを見守っていればよかったでしょう。

でも現実には、、、。

娘と同じラインか、むしろ一歩前に出るくらいの気持ちでマメを育てていかなければなりません。

いつまでそんなことができるかな。

いつまでマメのそばにいてあげられるかな。

不安と切なさを感じます。