孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメ1歳6ヶ月

2022-10-29 18:22:06 | 1歳半から

マメが1歳6ヶ月になりました。

この時点での言葉の発達を、記録しておきたいと思います。

 

こちらの言うことが大分わかるようになり、『「意志の疎通」がはかれてる』感が日に日につよまっています。

おとなの仕草をまねしたり、それが自分でもおかしくて笑ったり、なかなかのお茶目さんです。

 

自分から言える言葉はまだまだ少なく、指さしに付随する「あー」や「ん-」が多いですが、数えてみると...。

 

*すでに言える以下の言葉に加えて

 わんわん、いないいないばあ(「ばあ」だけでなく「いないいない」のほうもそれらしく言います)、ママ、パパ、ばあば、アンパンマン、バイバイ、パンパン

 

*あらたに言える言葉がふえました

 パクパク、ニャーン、じいじ、くっく、くつした

 

最後の4語は、くちびるを使った破裂音ではないので、正しく言うのはむずかしそうです。

こんな感じの発音です。

ニャーン⇒アーン

じいじ⇒んーん

くっく⇒んっん

くつした⇒んった

 

言葉の発達はまあ順調よね。

案ずるより産むが安しだったわね。

 

楽観してホクホクしていましたが、このごろ、ある問題点に気づき始めて...。

(次記事につづきます)


難聴ドラマ「Silent」

2022-10-23 17:21:52 | 1歳から

フジテレビ話題の秋期ドラマ「Silent」、もちろん見ています。

TV欄の番組紹介を見たときから、もうこれは見るっきゃない!のでした。

 

高校時代の仲良しカップル。

いっしょにいるだけで楽しい、他愛のない話をして笑い合うだけでうれしい。

 

そんなラブラブなふたりが、高校卒業後すぐ別れてしまいます。

一方的に振られた感じのカノジョでしたが、じつはカレシは遺伝的な病気で失聴していたのでした。

8年ぶりにぐうぜん再会したふたり。

別れの理由を初めて知って、動揺をおさえられないカノジョ。

 

とまあ、かなり切ないラブストーリーです。

(言っておきますが、『胸キュン』は若いひとだけの専売特許ではありませんよ。70代ばあさんのわたしも、かなりキュンキュンしながら見ています。)

 

さて、びっくりしたのは第二話です。

27歳になったふたりが、喫茶店で向き合っています。

カレシは口話で話せるはずなのになぜか手話(なんでだよー)。

カノジョはカレシから差し出されたスマホ画面を見て「あーあれか、声が文字になるやつね」とすぐ納得。

で、ふたりのあいだでぎこちないながら会話が成立するのですが...。

 

「えっそうなの!?そんな技術がもうすでに実用化されてるの?」

あったらいいな、近い将来には開発されるはずよね、と夢見ていた技術。

それがもうふつうにスマホで利用可能だとは!!

 

うれしいというか何というか...、感慨深いものがありました。

ちなみにドラマの『胸キュン度』のほうは、第三話に入ってやや不調ですね。

ちょっとストーリーもかったるくなってきました。


つよめの補聴器調整でハウリング

2022-10-19 16:25:34 | 1歳から

おとといはこども病院受診日。

1時の予約で病院集合しましたが、マメちゃんは何やらぐずり泣きです。

 

寝ぐずりでしょ、とすぐわかります。

いつも12時ごろには昼寝するマメちゃん、寝そびれてしまったのね。

いま眠くてたまらず、でも、寝つくタイミングがつかめずにぐずっているのね。

 

その状態のまま、聴力検査が始まります。

ああうまくいきっこないよ~。

COR検査はかなり原始的な検査です(音の聞こえた方をふり向く)。

泣いていたら測定なんてできません。

 

案の定、とても悪い測定結果が出ました。(泣いていてうまくはかれなかった、というSTさんのコメントつき。)

 

でも、その測定結果をもって補聴器技師さんのところに行くと...。

技師さんは、「つよめの聞こえ」に向けて、補聴器を調整し始めました。

正確に測れていないのに、いいのかなあと危惧を感じました...。

 

きのう(こども病院の翌日)娘宅を訪問すると、補聴器のハウリングがとてもつよくなっています。

やっぱりね。困ったなあ。

 

ここでいつもの、「わたしだったら」という気持ちが頭をもたげてきます。

「わたしだったら、万全の状態で聴力検査が受けられるよう準備する」。

抱っこバンドでもなんでも使って、少しでもいいから寝させる。

 

だって(このごろわかってきたのですが)、こども病院受診の主目的は「補聴器の調整」にあるのです。

聴力検査にもとづいて、適正な「聞こえ度」になるよう調整を行うこと。

受診は3ヶ月に1回しかないのだから、その都度きちんと調整してもらわなくては。

特にいまは「ことばの習得」に向けてすごく大事な時期なのに。

 

そんなこともわからないの?

やっぱりたよりない親だなあと、娘と婿さんにイラ立ちを感じたのでした。

 

 

 


「ゆるさ」が心地よい

2022-10-09 09:49:49 | 1歳から

先日、こみこみライン(小耳症子育てのグループライン)の「両耳さん」グループに、こんな投稿がありました。

<2歳半になる子どもにまったく発語がない、どうしたものか>と。

『えっやばいやばい、それってまずいでしょ』と、ひとごとながら動揺していると、すぐに返信がつきました。

<うちの8歳の娘は3歳になるまで発語がなかったけど、いまはうるさいほどしゃべってます>と。

 

似たような体験談がつづき、具体的なアドバイスも飛び交って、わりと活発なやりとりがありました。

すべてを興味深く読んで思ったこと。

『このお母さんたちの「ゆるい」感じ、なんかいいなあ』

 

両耳難聴のわが子に、なかなか発語がない。

でもどのお母さんも、「あせりまくる」というふうでもなく、

*絵本はそれほど読まなかった

*言語訓練には通っていたけど、家での練習はとくにしなかった

*宿題もきちんとはこなせなかった(だって忙しくて)

*洋楽(セリーヌ・ディオンなど)をよく聞かせていた

*幼稚園に行くようになったら、自然にしゃべれるようになった

みたいな、わりと「のほほん」な感じ。

 

ま、結果オーライだからいいのかもしれませんが、

「そっか」と、肩のちからが抜けるような気がしたことでした。

 

難聴児ブログ優秀ママさんたちの、あの高度な言語訓練テクニック、日常のたゆまぬ努力。

それを目標に、まなじりを決してがんばっているわたし。

娘や夫との温度差に、もどかしさを感じることもたびたび。

 

でも何かさあ...。

夢の超特急で向かおうとしている目的地。

鈍行列車でも、じゅうぶんたどりつけるってこと?

 

 

 

 


マメ1歳5ヶ月

2022-10-02 15:49:05 | 1歳から

1歳5ヶ月になったマメのようす(主として「ことば」関係)を書こうと思います。

といっても、後半に2週間のブランクがあるから、あまりきちんとは書けないのですが。

 

<聞いて理解できる言葉>

着実にふえています。

50語かそれ以上はわかっていそうです。

また、「(ゴミを)ぽいぽいしてきて」「持ってきて」「ちょうだい」などの指示もよく通ります。

 

<自分から発語できる言葉>

1歳3ヶ月での: 「わんわん」「(いないいない)ばー」

1歳4ヶ月での: 「ママ」「パパ」「ばあば」「あんぱんまん」

に加えて

「バイバイ」「ぱんぱん」(パンが大好きです)

が言えるようになりました。

こうして見てみると、やはり破裂音が多いです。

口のかたちがよくわかって、言いやすいですものね。

 

唯一破裂音でない「わんわん」は「あんあん」と言っています。

「あんぱんまん」は「ぱんぱんぱん」みたいに言っているかな。

また、「ママ」は「たーた」と言っているような気もします。

 

ま、いまは発音はどうでもいい。

どんどん語彙数をふやしていきたいです。