孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

いつもヘトヘト、いつもクタクタ

2023-02-23 19:21:20 | 1歳半から

5日まえの日曜日、娘からラインが来ました。

「きのうの夜から体調がわるい、吐いたり下痢したり、微熱もあってだるい」

「しばらく実家で休養したいから、明日迎えに来て」と。

 

えっ!

 

体調がわるいのはこちらも同じ。

「いつもヘトヘト、いつもクタクタ」という状態がずっとつづいています。

そんななか、「週2~3日娘を訪問する」というのが、体力の許すギリギリラインなのに、、、。

 

SOSが来た以上無視することはできないけど、月曜の朝迎えに行く時はかなりモヤモヤしていました。

「親を気安く使ってんじゃねえぞー」と心の中で悪態をついたりして。

 

ところが、着いてみると、ぐったりと土色の顔をした娘がいました。

うわ!これじゃあつらいよね。

娘もかわいそうだけど、こんなママといっしょでは、マメも心細い思いをするよね。

来て良かった!

いそいそとふたりを連れて帰りました。

 

ただ、娘とマメの今回の滞在は、とてもしんどいものになりました。

ふだんだって、実家では「縦のものを横にもしない」娘です。

今回はフラフラと寝たり起きたりで、マメの世話もいっさいしません。

そして、3日目くらいに、わたしも微熱とだるさに見まわれました。

どうも、娘は何かの胃腸炎にかかっていたらしく、それがわたしにうつったようです。

(夫も吐き気に苦しみました。)

 

居間でマメと遊んでいても、だるくてからだを起こしていられない。

横にならずにいられない。

でも「ばあば、ばあば」とわたしにへばりついているマメに、つらそうな顔は見せたくない。

から元気をだしてがんばりました。

 

さいわい、娘の体調は2~3日で快方に向かい、わたしの不調もロキソニンでおさまりました。

 

最近のしつこい疲労感は、わたしを不安にさせます。

「マメが成人するまで見届けたい」というわたしの願いは、もしかしてかなわないかも。

「90代まで心身ともに元気で過ごせるはず」という根拠のない自信が、ユラユラと揺らぐ毎日です。

 

思えば去年の今ごろ、補聴器装着をめぐって娘と衝突をくりかえしていました。

あのとき、「こんな頼りない娘からマメを取り上げて自分で育てたい」などと考えていたわたし。

今のわたしに、あの意気軒昴さはありません。

 

年寄り意識が強まって弱気になって、、、。

これってうつ病の始まりかな、、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


補聴器の設定が弱すぎるのでは?

2023-02-15 17:22:36 | 1歳半から

きのう娘が

「ろう学校の聴力検査、最新結果だよ」

と見せてくれた結果表。

COR検査です。

(音のするほうを向くという、わりと原始的な検査。)

 

見ると、最新もなにも、ここ1年ほど、ほとんど同じ数値です。

裸耳が60~70デシベル。

補聴器装用で40デシベルくらい。

 

生後6ヶ月で補聴器をつけ始めたころは、

「最初からいっきに聴力アップするのでなく、徐々に慣らしていくのよね」

と納得していたのですが、常時装用からすでに半年以上たった今、少し不安になり始めています。

 

健聴者(児)の聴力は20デシベルです。

40デシベルなんて、ちょっと設定が弱すぎるんじゃないのかな?

大事な「ことばの習得期」に、こんなことでいいのかな?

せめて30デシベルにしてもらえないのかな?

 

今度のこども病院はまだだいぶ先。(5月)

そのときに訊いてみよう。

でも...。

医師に気後れするようなわたしではないが、何となく、マメの聴力に関する質問は気が進まない。

なにかネガティブなことを言われるのがいやだ、コワい。

 

「40デシベルが望みうる最高値なんですよ」とか

「欲張ってはだめですよ」とか

「あきらめも大事ですよ」とか。

 

希望をつぶされるのがいちばんつらい。

 


テールランプとブレーキランプ

2023-02-13 20:21:32 | 1歳半から

高速道路での恐怖体験。

相当なショックだったので、そのまま流すということもできにくく、いろいろ考えたり調べたりしました。

 

たぶんこんな状況だったと思います。

すいすいと流れている車列のなか、とつぜんある車が不調におちいった。

あわてて路肩に寄ろうとするも、路肩と言えるほどのじゅうぶんなスペースがない。

仕方なく、道路に大きくはみ出て急停車。

すぐうしろを走る車は状況が見えるから、わりと落ちついてよけられたはず。

でも後続する車たちは、何が起こっているかわからないなかで、急ブレーキの連鎖になってしまった。

(じっさい、少し走ったところに、道路をかなりふさぐ形で車がとまっていた。)

 

これが昼間だったら、前車のブレーキランプにすぐ気づいて、あわてずに対処できたと思います。

でも、テールランプとブレーキランプは、とっさの見分けがつきにくくて...。

 

このことをネットで調べてみると、以下のことがわかりました。

 

乗用車など小型車は、3点ライトシステムなのでわかりやすい。

(下部左右ののテールランプ位置に加えて、車体上部中央にもブレーキランプがつく。)

トラックなど大型車は、多くが2点ライトなのでわかりにくい。

(ブレーキランプはテールランプと同じ位置にだけ点灯し、前者のほうがつよく光るという違いのみ。)

 

あのとき、わたしの直前車は大型トラックだった、、、。

 

こんなふうに、あの状況を理解し納得できたことで、ようやく気持ちが落ちつきました。

今後の教訓は

<夜道またはトンネル内では、トラックのうしろを走らない>ですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


わたしがコケたらみなコケる

2023-02-12 20:34:39 | 1歳半から

3日まえ(木曜日)のことです。

娘宅からの帰途、高速道路を運転していました。

夕方6時ちかくで、あたりはもうとっぷり暮れていました。

長いトンネルに入りました。

「今日は渋滞がなくてラッキー!」と思いながら、時速100キロくらいで走っていると...。

 

えっ、なになになに?

まえの車、もしかして止まってる?

止まってるよ!!

うわあ!!!

 

夢中の急ブレーキで、何とか追突は免れましたが...。

心臓がバクバクして、パニック状態。

 

今のは何だったんだろう。

わたしの落ち度?

高齢者にありがちな不注意?

 

二車線道路で、そこまでまったく渋滞はなかった。

となりの車線は相変わらずスイスイ流れている。

こちらの車線だけ、とつぜんの渋滞突入。

まえの車のブレーキランプがテールランプにまぎれてよく見えなかったし、

警告のハザードランプもついていなかった。

 

ああこわい!

あのスピードで追突していたら、死ぬか大けがするところだった。

 

もしそんなことになったら...。

娘もマメもコケる。

96歳の母もコケる。

たよりない夫もコケるかも。

 

ショックはながくつづき、つぎの日は一日中ベッドでゴロゴロ。

二日たち三日たち、今日になってようやく平常心が戻りました。

気になっていたマメの絵本を、アマゾンで注文するよゆうが出てきました。

 

それにしても、気をつけなくては。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


可愛くていとしくて

2023-02-05 20:29:31 | 1歳半から

わたしは小さい子どもと遊ぶのが苦手です。

めんどくさいし、かったるい。

外に連れ出すなどは苦にならないけれど、家の内外でちまちま遊ぶのは、とてもしんどい。

3人のわが子に対しても、5人の孫に対しても、そういう苦手意識をいつも感じていました。

 

でも、マメに関してはそんなことは言ってられない。

小さいうちは、遊びを通してこそ、言葉の理解を深めていくのだから。

 

先日娘とマメが泊まりにきたときも、張り切って遊びの相手をしました。

 

ある日の午後は、玄関先の階段にならんで腰かけて、シャボン玉遊び。

長い筒状の容器にシャボン液を入れ、そこに棒を突っ込んで出してから振ると、シャボン玉がいくつもできます。

(孫たち用に、一本300円くらいのこういうシャボン筒を何本も買ってあります。)

 

わたしがみごとなテクニックで(?)大きなシャボン玉をたくさん出すと、うれしそうに見とれるマメ。

マメ自身も、ぎこちない振り方ながら、何とかシャボン玉を作っています。

 

わたし的には「ものの10分もすれば飽きる」はずのこの遊び。

マメはぜんぜん飽きません。

せっせせっせと棒を振りつづけています。

もうやめようか、と言うたびに怒ります。

30分、40分とつづけながら、

「マメちゃーん、この遊びいつまでやる?」

「暗くなるまで?」

「夜まで?」

「それとも無限?」

などとふざけるのも楽しい。

 

やがて、ポカポカと暖かかった庭も、だんだん日が陰って風が冷たくなりました。

「さあ、もうおうちに入るよ」とシャボン筒を片づけると、怒って大泣きするマメ。

家に入ってから、最近おぼえた得意のポーズを披露してきます。

<(泣きやんだあと)無言で大の字にうつぶせになる>というもの。

「あたしは怒ってる」

「あたしは傷ついている」

のアピールです。

 

「ハイハイ」と抱き上げ、「明日またシャボン玉しようね」と言うと、すぐに機嫌をなおしてニッコリ笑うマメ。

ああもう...。

可愛くて可愛くて...。

いとしくていとしくて...。

この気持ちを何としよう...。