5日まえの日曜日、娘からラインが来ました。
「きのうの夜から体調がわるい、吐いたり下痢したり、微熱もあってだるい」
「しばらく実家で休養したいから、明日迎えに来て」と。
えっ!
体調がわるいのはこちらも同じ。
「いつもヘトヘト、いつもクタクタ」という状態がずっとつづいています。
そんななか、「週2~3日娘を訪問する」というのが、体力の許すギリギリラインなのに、、、。
SOSが来た以上無視することはできないけど、月曜の朝迎えに行く時はかなりモヤモヤしていました。
「親を気安く使ってんじゃねえぞー」と心の中で悪態をついたりして。
ところが、着いてみると、ぐったりと土色の顔をした娘がいました。
うわ!これじゃあつらいよね。
娘もかわいそうだけど、こんなママといっしょでは、マメも心細い思いをするよね。
来て良かった!
いそいそとふたりを連れて帰りました。
ただ、娘とマメの今回の滞在は、とてもしんどいものになりました。
ふだんだって、実家では「縦のものを横にもしない」娘です。
今回はフラフラと寝たり起きたりで、マメの世話もいっさいしません。
そして、3日目くらいに、わたしも微熱とだるさに見まわれました。
どうも、娘は何かの胃腸炎にかかっていたらしく、それがわたしにうつったようです。
(夫も吐き気に苦しみました。)
居間でマメと遊んでいても、だるくてからだを起こしていられない。
横にならずにいられない。
でも「ばあば、ばあば」とわたしにへばりついているマメに、つらそうな顔は見せたくない。
から元気をだしてがんばりました。
さいわい、娘の体調は2~3日で快方に向かい、わたしの不調もロキソニンでおさまりました。
最近のしつこい疲労感は、わたしを不安にさせます。
「マメが成人するまで見届けたい」というわたしの願いは、もしかしてかなわないかも。
「90代まで心身ともに元気で過ごせるはず」という根拠のない自信が、ユラユラと揺らぐ毎日です。
思えば去年の今ごろ、補聴器装着をめぐって娘と衝突をくりかえしていました。
あのとき、「こんな頼りない娘からマメを取り上げて自分で育てたい」などと考えていたわたし。
今のわたしに、あの意気軒昴さはありません。
年寄り意識が強まって弱気になって、、、。
これってうつ病の始まりかな、、、。