孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメちゃんと過ごす一日

2022-04-11 20:01:28 | 生後11ヶ月から

週3回の訪問で何をしているのか、というと...。

 

11時ごろ娘宅に着き、マメちゃんと少し遊びます。(絵本を読んだり童謡CDを聞いたり。)

そのあと11時半~12時ごろ、家で作って持参した離乳食を食べさせます。

(しらすがゆ、野菜たっぷり炒り卵、果物など、栄養満点!)

好き嫌いなく、何でもパクパクと完食するマメちゃん。 とてもお利口さんです。

おなかがふくれると眠くなるらしく、1時間半くらいお昼寝。

(この間はおとな3人も、「徹子の部屋」を見たり漢字パズルをしたり、のんびりします。)

 

お昼寝から起きたら(1時半~2時ごろ起きる)、散歩に出かけます。

マメちゃんをベビーカーに乗せて、夫とふたり、家のまわりを小一時間歩きます。

とちゅう、近くの公園でハトにえさを撒くのが、最近の定番です。

バタバタとむらがるハトをじっと見るマメちゃん。

 

そして最後は、イトーヨーカドー(超大型店舗)のフードコートです。

ここで娘(それまで家でのんびり)が合流し、みんなでおやつタイム。

マメちゃんのおやつは「今川焼き3分の1こ」「ヨーグルト」「こども麦茶」など。

今川焼き(カスタードクリーム)が大好きで、食べっぷりがとても食いしん坊です。

 

家に戻ると4時近くなっているので、少し休んでからバイバイと引き上げます。

 

マメちゃんと密着して過ごすのが楽しいし、娘を育児疲れからしばし解放してやれるのもうれしい。

なので、「いかに疲労困憊してても行く、ぜったい行く」と心に決めています。

娘は相変わらず「お母さんは何でもしてくれてあたりまえ」くらいに思っていて、わたしの疲労になど気づいていません。

(疲れを知らないスーパーマンという認識なのね。)


過労ウツ?

2022-04-10 15:31:17 | 生後11ヶ月から

ここ10日ほど、心身の不調がつづきました。

「すごーく疲れている」という自覚があり、できるだけ身体を休めるようにはしました。

(昼間からベッドでゴロゴロするなど。)

 

でも、からだはともかく、心が安まらない。 心がくつろげない、リラックスできない。

 

週3回、往復4時間近くかけて他県の娘を訪問することは、70代のわたしにとってはやはり負担なのよね。

せめて1週間、訪問を休んでのんびりしたい。 でも、それはできない。

娘はともかくマメちゃんが心配で。

 

いかに疲労困憊していても、週3回、からだが勝手に動いて娘宅に車を走らせるわたし。(夫も同行しますが。)

前日に用意した大人のおかずやらマメちゃんの離乳食やら、いろいろ持って。

 

これって、激務に追い立てられて過労ウツになる会社員と同じ構造よね。

 

心身が疲れ果てると、思考はもちろんネガティブになります。

マメちゃんの将来のことも、けっこう悲観して落ちこみました。

「ああ、かわいそうなマメ...」と。

 

こんな危機的状況が何日もつづいて...、今はもちろん立ち直りました。

わたしがいつまでもグジグジしててどうする、誰がマメちゃんを守るのか。

ある程度体力が回復してきたところで「はい、自己憐憫はそこまで!」と、ゴングを鳴らしました。

 


新補聴器部長

2022-04-09 16:07:07 | 生後11ヶ月から

2週間まえ、「補聴器の常時装用が達成できた!」と大喜びしていたわたしです。

その後は順調かというと、うーん...やや停滞しています。

 

補聴器自体に抵抗感はなく、いつもおとなしくつけてもらうマメちゃん。

その後数時間は機嫌よくつけていられるマメちゃん。

でもたまに、自分で取ってしまうことがあるのです。

「あ、あ、ああ...ガッカリ...」という感じです。

 

何かしらうっとうしさを感じて取ってしまうのだろうから、その気持ちは尊重しなくては。

再装着まで30分程度の時間をおかなくては。

でも、その間気持ちがあせる。

 

そんなわけで、少し気落ちしていますが、まあ仕方がない。

良かったのは、娘が補聴器部長(奉行?)として、責任ある風格をただよわせ始めたことです。

装着まえに電池の残量をチェックするようすなどなかなかたのもしいし、つけ方も手際がいい。

(イヤーモールドを替えてから、わたしはすっかりモタつき気味です。)

 

補聴器部長の座を娘に明け渡して、わたしはさしづめ課長か係長といったところ。

以前にくらべてかなり気楽になりました。 ホッとしています。


補聴器の効用がわかったの?

2022-03-27 20:15:37 | 生後11ヶ月から

マメちゃんの補聴器、常時装用への道はまだまだ遠いものと思っていました。

それが、予想外にはやく達成できそうな雲行きになって、うれしいやらびっくりやら。

 

原因を考えてみました。

まず第一に、イヤーモールドを新調したことが大きいかもしれません。

耳穴にピタリとはまって、装着感が心地よいのでしょう。

 

第二には、マメちゃんが成長して、補聴器の何たるかがうっすらとわかってきたのでしょう。

「これをお耳につけると、何だかにぎやかになってうれしい」みたいな感覚が、少しずつ芽生えてきたのでしょう。

 

こうして、マメちゃんがいやがらずに補聴器をつけられるようになると、親(娘夫婦)にも前向きな意欲が湧いてきます。

 

良かった。

好循環が始まっています。

補聴器をつけたマメちゃんは、ますます「イキイキはつらつ度」を増しています。

まわりのおとなに笑顔を向けることが多くなったし(お得意の仏頂面はかげをひそめがち)、

ベビーカーで散歩に出れば、今まで以上に周囲を興味深く見ています。

 

何より、娘が安心安定のようすを見せていてうれしいです。

 

 

 


奇跡が起こって

2022-03-26 17:43:59 | 生後11ヶ月から

こども病院でデモ補聴器を貸与されたのが、生後6ヶ月半のとき。

なかなか長くはつけられず(マメがすぐ取ってしまうので)、一日一時間がやっと。(それも毎日ではない。)

 

生後8ヶ月の時にあるひとから「常時装用を急いだ方がいいです」と言われて大あせりが始まりました。

補聴器装用にあまり積極的でない娘と、激しいバトルを繰りかえす日々。

...その後「うちの子の常時装用は1歳3ヶ月から」というネット動画を見て、興奮がややクールダウン。

ま、うちもそんなところでいいか、と楽な気持ちになりました。

 

ところが...。

ここ一週間で、あっという間に常時装用状態に到達したのです。

まず水曜日の訪問時。 部屋に入ると、マメちゃんが補聴器をつけています。

こんなことは初めてなので、うれしいオドロキです。

(いつもは私が行ってから私がつけていました。私が行かない日はどの程度つけていたのかわかりません。)

 

11時から4時までの滞在中ずっとつけていたし(昼寝中も)、そのあと夜のお風呂までつけていたそうです。

そして二日後の金曜日(きのう)も同じ状況。

その間マメちゃんは、いちども補聴器をいやがるそぶりを見せません。

 

こんなに簡単に、悲願が達成できるとは...。

狐につままれたような、拍子抜けしたような、妙な気分です。