孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

グイグイ行くマメ

2024-12-31 11:32:10 | 3歳半から

マメは、公園などでたまたま居合わせた子とフレンドリーに遊びます。

(「誰でも」というわけでなく、ある程度の好みはあるようです。)

つかず離れず遊んだあと、相手の子が帰るそぶりを見せると、そばに行って「バイバイ」や「タッチ」などで別れを惜しみます。

そんな様子を何度となく目にして、微笑ましく思っていました。

 

さて、このまえの土曜日。

マメとふたりで出かけた近所の公園。

親に連れられた子どもたちが、思い思いに遊んでいます。

 

そのなかに、8歳と4歳の姉妹がいました。

(何歳?と聞いたら答えてくれました。)

お姉ちゃんが、鉄棒で「逆上がり」「前まわり」「片足まわり」などを見せてくれます。

「わーじょうずだね」とわたし。

マメはぽーっとして、お姉ちゃんにひたすら見とれています。

 

その後、この姉妹に対するマメの「つかず離れず作戦」が始まりました。

ふたりがすべり台に行くとマメも行く。

ブランコに行くとマメも行く。

 

でも、ふたりは姉妹だけでじゅうぶん楽しいので、マメの「熱視線」には目もくれません。

さらに気づくと、ベンチに座っていた姉妹のママは、知り合いのママ友と出会って「ヤアヤア」状態。

そのママ友の子どもたち(5〜6歳)とも、姉妹は遊び始めます。

 

にぎやかに楽しく遊ぶ子どもたちを見て、ムズムズしてきたマメ。

「マメちゃんもいっしょに遊びたい」

「う〜ん、そうだね〜」(ダメダメ、この状況ではうまくいかないよ)

「いっしょに遊ぼうって言えばいいかな」

「う〜ん、どうかな〜」(やめときやめとき)

「言ってくる」

「えっ、ちょっと待って」

煮えきらないわたしを置いて、マメは走っていきます。

まっすぐ8歳のお姉ちゃんの前に立って、ハキハキと言います、「いっしょに遊ぼう」と。

 

すごいなマメ。

何たる「グイグイ力(りょく)」!

 

もちろん撃沈しました。

お姉ちゃんからは「は?」という表情を向けられ、

ほかの子からはにらまれ、

ママさんたちからは失笑されました。

 

失意のマメを見て、おかしいやらかわいそうやら。

それにしても、マメの意外な「グイグイ気質」が判明して、、、。

これって、喜ぶべきか心配するべきか。

どっち?

 

*今日は大晦日です、みなさま良いお年をお迎えください。


マメ3歳8ヶ月

2024-12-29 15:28:26 | 3歳半から

3歳8ヶ月になったマメです。

 

ことばの発達についてですが、

口頭言語に関しては、もはやまったくノープロブレム。

文字言語に関しても、かなり目覚ましい発達を見せています。

 

<ひらがな>

*読みは、50音すべて完璧(小さい「つ」「や」「ゆ」「よ」、濁音・半濁音も)

*書きは、50音中半分以上書ける(同上)

(「ばあばだいすきだよ」「ぱぱとまま」「おなかすいたよ」など、読みやすい字で自在に書く)

 

<カタカナ>  

*読みはほぼ完璧(「ツ」と「シ」、「ン」と「ソ」が紛らわしいことなども理解している)

*書きはまだまだ

 

<数字>

*読みも書きも10までは完璧(実際に数えることもできる)

*1から順番に言うと10台20台30台くらいまで言えるが、ときどき間違える

 

<英語> 

*アルファベットのABCDEFGまで読んで書ける

 

長男宅の下の女の子と、頭の中でよく比べています。

年齢が近くて(マメより1歳半年長)、わりと正確な記憶がまだ残っているからです。

この子が3歳8ヶ月のとき、どれくらいの言語・知的発達だったかと思い出してみます。

ほぼ同じかな、いや、マメのほうが少し進んでいるかな。

 

べつに「張り合っている」とか、そういうことではありません。

聴覚障害のあるマメには、そのハンデを補うだけの言語・知的能力を持っていてほしい。

相手は、早期教育パパ(長男)から日ごろ薫陶を受けている子。

マメがその子に負けない発達をとげていれば「ひとまず安心」なのです。

 

(マメの地頭(じあたま)の良さは、もう「願望」でなく「確信」です。

カタカナも英語アルファベットも、教えなくても自分で覚えました。)

 

さて次記事では、3歳8ヶ月のマメの、ある性格の一面をお伝えしたいと思います。

最近気づいて「へぇ〜」と思いました。

 

 


押して支えて疲労困憊

2024-12-29 14:58:12 | 3歳半から

今年も残すところわずかとなりました。

 

あ〜大変だったなあ。

よく頑張ったなあ。

自分をよしよしするわたしです。

 

9月9日からの3ヶ月。

娘一家のプッシュとサポートに、体力・気力の限界まで使い果たした感じです。

押して、押して押して

支えて、支えて、支えて

 

この間、月の半分近くを我が家に入りびたっていた娘一家。

明日からの年末年始は、婿さんの実家で過ごします。

 

おお助かった〜。

今日・明日・あさっての3日間はのんびりするぞ〜。

大そうじなんて何もしないぞ〜。

31日は、紅白を見ないで早寝するぞ〜。

元旦の大宴会に向けて英気を養うぞ〜。

(娘一家は不参加で、長男一家と次男一家が集まります。)


さらなる転院

2024-12-17 16:49:02 | 3歳半から

4月の転勤・転居で、**県こども病院から転院する必要に迫られたマメ。

転院先をどこにするかで迷いに迷ったあげく、Sこども病院に決めたことは以前お伝えしました。

 

決め手は

<耳鼻科・形成外科・(小児)歯科を全部診てもらえる病院> ということでした。

同一病院のなかで各科の連携が取れたほうがいいだろう、と考えたのです。

 

でも、その後事情が変わりました。

マメの場合、「同一病院のなかでの各科の連携」はあまり必須ではないことがわかってきました。

また、形成外科と歯科は当分のあいだ、1年に1度くらいの受診ですむこともわかってきました。

何と言ってもマメの主要受診科は耳鼻科です。

それならば...。

 

娘一家の新居からずっと近いK 病院に変わったほうがいい。

K 病院はわたしの家からもとても近く、

何より、非常に権威のある一流病院です。

(こども専門病院ではありません。)

 

きのうの歯科受診時、さっそく受付カウンターの「文書課」というところで手続きしました。

今後は、

Sこども病院の形成外科と歯科: 年にいちど程度の受診

K病院の耳鼻科: 数ヶ月にいちど程度の受診

という通院形態になりそうです。

 

マメにはバタバタと落ち着かない思いをさせるばかりで、申し訳ないです。

頑張って対応しているマメがけなげでいじらしいです。

早くいろいろなことが落ち着くといいのですが...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


過蓋咬合の不安

2024-12-17 16:03:38 | 3歳半から

きのう、転院先こども病院での「小児歯科」初診がありました。

けっこうドキドキでした。

 

5月の3歳児検診で過蓋咬合を指摘されたとき、「あちゃー!」という感じになったわたしです。

(過蓋咬合とは、「上の歯が過度に下の歯におおいかぶさる」という咬合トラブルです。)

 

そもそも小耳症は、「第一・第二鰓弓(さいきゅう)症候群」という先天性奇形の一形態です。

耳のほかに口(巨口症)や顎(小顎症)などのトラブルが合併することが多い。

顎に低形成があると、当然ながら歯並びに影響が出る。

その矯正は往々にして長期にわたり、手術が必要になることもある(顎延長手術)。

 

こういうことは知識として知っていたけれど、マメには該当しないと楽観していました。

そんな矢先の「過蓋咬合」指摘です。

動揺しました。

すぐに「こみこみライン」に助けを求め、そこで得られるアドバイスに一喜一憂しました。

 

そんな不安で迎えた小児歯科初診です。

 

結論から言うと、大安心でした。

<たしかに過蓋咬合気味ではあるが、小耳症(鰓弓症候群)とはまったく関係ない>

という医師の見立てだったのです。

その根拠が、数週間まえに耳鼻科で撮ったCT検査のレントゲン画像でした。

 

左右の顎の骨が鮮明にうつっていて、どちらにも低形成は見られなかったのです。

良かった!

気持ちがすっと軽くなりました。

 

歯科矯正はいずれにしても6歳ごろからなので、今できることは何もない。

次回の形成外科・歯科は1年後になりました。