孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

CT検査とその結果

2024-12-17 15:31:48 | 3歳半から

マメは11月末にCT検査を受けました。

「小耳症の左耳も何らかの方法で補聴できないか」というこちらの要望に答えるかたちで、

「ではとりあえず、左耳の中がどうなっているか見てみましょう」

という趣旨で行われた検査です。

 

当初は「眠らせて検査」という予定でしたが、

もう3歳半だからできるかな? ということで、覚醒のまま実施しました。

看護師さんのてねいな事前説明に納得して、ひとりで落ち着いて検査室(検査器械)に入ったマメ。

検査後、えらかったね、お利口さんだったね、と口々にほめられてうれしそうでした。

 

1週間後に結果説明がありました。

 

結論は

「今のところ、左耳の有効な補聴方法はない」でした。

1.内耳に低形成があるので、骨導補聴器は効果が期待できないだろう

2.右耳と同じ気導補聴器がもしかして有効かもしれないが、小耳なので耳掛け式が使えない

3.将来、耳の形成がすめば耳掛け式補聴器が使えるようになる

4.またそもそも、左耳の聴力がどの程度のものかよくわからない

5.もう少し大きくなれば、スイッチ式聴力検査で、左右の聴力が正確に測れるのだが

ということ。

 

ちなみに、1を翻訳すると

<内耳に低形成があるということは感音性難聴であり、伝音性難聴に有効な骨導補聴器は適応外である>

 

1〜5の内容はほぼ予想がついていたことなので、それほどガッカリはしませんでした。

3と5に期待しましょう。

それに、医学の進歩は日進月歩。

将来的に、良い補聴器がどんどん開発されると信じて待ちましょう。

 

さて、CT検査の結果は、思わぬ方向に安心材料をもたらしてくれました。

(次記事につづきます)