ろう学校の金曜日もふくめて「今年も週3回で訪問する」と心を決めたはずなのに。
先週、もののはずみで「ろう学校なんて、ひとりで電車で行かれるでしょ」と娘を挑発してしまいました。
「おお、望むところだともさ」と、すぐ挑発に乗る娘。
じゃあためしに、お母さんがついてくから、電車で往復してみよう。
ということで、その「ためし」がきのうでした。
娘の家からろう学校までは約1時間。
それほど遠くはないのですが、行き方がなかなかハードです。
1、最寄り駅まで徒歩10分(自転車で5分)
2、電車①に10分乗車
3、乗りかえて電車②に20分乗車
4、バスに10分乗車
5、バス停から徒歩7分
マメが小さいので、4と5はタクシーを使うことにして、いざ出発。
「行きはよいよい」でした。(行きはこれまでも何度か電車を経験ずみ。)
でも、帰りが(大)問題でした。
疲労と眠気でぐずぐずになったマメ。
いつもなら、車のなかですぐにスヤスヤ眠ってしまうのに、電車では眠れないようです。
しきりに身をよじらせ、落ちついて座っていられません。
自宅最寄り駅のエスカレーターをおりたところで、地面にへたりこんでしまいました。
「もうやだ、もう動きたくない」の意思表示。
何とか娘が自転車補助椅子に乗せて家に連れ帰ります。
家に着いたのが2時すぎ。
12時半~2時といういつもの昼寝時間をすぎています。
「中途半端になるから、もう今日は昼寝なしでいいよ」と娘。
ダメダメ。疲れてヘロヘロのマメがかわいそうすぎる。
短時間でもいいからと、わたしが抱っこバンドで寝かしつけました。
3時。
「夜眠れなくなるからもう起こさなくちゃ」と娘に言われ、やさしくマメを抱き起こします。
心地よい熟睡をじゃまされて怒ったマメ、大泣きで抗議します。
泣くこと泣くこと、20分以上泣いていました。
ああもうかわいそうでかわいそうで...。
ずっと抱きしめて、いい子いい子となでさすっていました...。
総括。
まだまだ小さくて体力もないマメに、電車通学はムリ。
あんなしんどい思いをさせてはいけない。
これまでどおり、車での送迎をつづけよう。
それにじっさいのところ、ほかのママたちも、電車利用のひとなど誰もいないのでした。
自分で車を運転するか、じいじの送迎つきなのでした。
「他県からわざわざ」というのは大人の事情であって、マメには関係ないことです。
ガンバローとあらためて思ったことでした。
それにしてもきのうは、抱っこしたがらない娘(べつに教育的配慮からでなく重くてしんどいから)に代わって、どんだけマメを抱っこしたことか。
乗りかえに間に合わないからと、10Kg超のマメを抱いたまま駅構内を走ったり階段を駈けおりたり。
もう夢中でしたね。「火事場の○○力」でしたね。
マメのためなら、スーパーマンならぬスーパーばあさんになるわたしです。
(2歳になったマメのようすは次記事でお伝えします。)