先月中旬から、婿さんは新しい職場で働き始めました。
9月に出勤拒否が始まってから、およそ5ヶ月半ぶりです。
思えばこの5ヶ月半、娘一家はいつも3人で行動していました。
週末の2〜3日を必ずわが家で過ごしていたので、一家のようすはよくわかりました。
家族のかなめは何と言ってもパパ。
やさしくて、穏やかで、温かい。
マメを溺愛し、たっぷりのスキンシップで根気よく遊びにつきあいます。
家事育児全般に頼りない妻に対しても、責めるような態度はまったく見せません。
夫婦そろって、機嫌よくにこやかで楽しそうです。
3人のあいだには、暖かい春風がいつもソヨソヨと吹き渡っているようでした。
「パパが仕事に行って、昼間は不在になる」
「その間は、ママとマメ、ふたりで過ごす」
5ヶ月半前までは、ごく当然のことだったのに...。
「絶えまなく吹き渡るソヨソヨ春風」を経験してしまったあとでは、とても不安なことに感じられます。
娘とマメ、ふたりだけなんて。
それも、引っ越し間もない雑然とした家で。
「寒々しいツンドラ地帯」というイメージをぬぐうことができません。
というわけで、「一日の休みもなく娘とマメに会う」日々が始まりました。
週の始め(月火水)は、難聴教室への送迎。(この5ヶ月余はパパがやっていた。)
疲れて、木金は家で休憩したいところですが、頑張ります。
娘の家に行ってマメと遊ぶか、うちに来させて遊ぶか。
ツンドラ地帯で寒さにふるえるマメのことを考えると、出動(しゅつどう)せずにはいられません。
しか〜し。
これでは、70代のわたしの体力・気力が持たないのですね。
数日前も、疲労とストレスで涙がこぼれそうになりました。
ヤバイヤバイ。
何とかしなくては。
...名案が浮かんできました。
(次記事につづきます)
当初こそみんなで慌てふためいていたけれど、その動揺はすぐに収まったのでした。
1.職場復帰はしない
2.新しい仕事・新しい住まいをさがす
ということで全員の気持ちが一つになったし、2についても、少しずつめどが立ってきたからです。
で、