今日は、河合町の豆山の郷で開催されました、第29回ふれあいの集いに、カニチュウ吹奏楽部、金管バンド・モアが出演しました。
マイナンバーで民需 保管やセキュリティー有望
2015年10月24日11時38分
マイナンバーの配布が始まりました。関連サービスの市場規模は1兆円を超すと言われるだけに、株式市場も関連銘柄探しに躍起になっています。
真っ先に注目されたのは、官公庁からシステム改修案件を受注したNTTデータなどのシステム開発大手ですが、今後は民間需要をいかに取り込むかがポイント。特に期待が高い分野は保管とセキュリティーです。
企業にとってマイナンバーは手間のかかる制度です。使用用途は制限され、きちんと管理しなければ厳しい罰則が待っています。中小企業ほど「できれば遠ざけたい」のが本音でしょう。
こうした要望に応えてマイナンバーの管理を請け負う企業が続々と登場しており、業績も好調です。クラウドを利用した保管サービスをいち早く始めたオービックビジネスコンサルタントは、13日に今期業績見通しを過去最高益水準まで引き上げました。これを好感して株価も急騰しています。
また、企業のIT投資ではセキュリティー対策の優先順位が急上昇しています。内閣府が実施したマイナンバーに関する世論調査では、不安に思うことは何かとの質問に、約4割が「個人情報の不正利用による被害」を挙げました。最近はサイバー攻撃が巧妙さを増しており、特に対応が難しいのが標的型。日本年金機構も被害を受けた偽装メールを使う手法が増えています。
こうしたサイバー攻撃にも対応するセキュリティーサービス提供のトレンドマイクロやFFRI、ラックなどには、一段と注目が集まりそうです
満月になることはない十三夜。かげある神秘の月を仰いで、人々は何を想う……
9月27日の中秋の名月と、28日のスーパームーンは2夜連続のお月見デーでした。
見事な月の美しさに、心動かされた人も多かったのではないでしょうか。
さて、その中秋の名月から1カ月。今宵10月25日は十三夜「栗名月」です。
中秋の名月は一般的ですが、十三夜まで祝う人は今は少ないかもしれません。
しかし、いにしえから、十三夜を中秋の名月に次ぐ美しい月として、十五夜と十三夜の両方を祝い、片方だけのお月見は縁起が悪いとされていました。
そこで、十三夜の歴史をひも解いてみましょう。
見事な月の美しさに、心動かされた人も多かったのではないでしょうか。
さて、その中秋の名月から1カ月。今宵10月25日は十三夜「栗名月」です。
中秋の名月は一般的ですが、十三夜まで祝う人は今は少ないかもしれません。
しかし、いにしえから、十三夜を中秋の名月に次ぐ美しい月として、十五夜と十三夜の両方を祝い、片方だけのお月見は縁起が悪いとされていました。
そこで、十三夜の歴史をひも解いてみましょう。
片見月は縁起が悪い。その理由とは?
かげある神秘の月をアップすると……
「十三夜」とは、旧暦の9月13日に「月見の宴」を行うことです。中秋の名月は中国から伝わったものですが、この十三夜は日本独自のもの。
季節的には、稲作の収穫を終える地域も多く、収穫祭の意味合いもあり、栗と豆の収穫時期であることからも「栗名月」「豆名月」ともいわれてきました。
「十三夜」を祝うようになったのは、延喜19(西暦919)年9月13日、寛平法皇の頃という説があります。秋は空気が澄んでいて、とても月が美しく見える季節。
昔から十三夜は、満月に次いで美しい月といわれ、中秋の名月を「前の月」、十三夜を「後(のち)の月」と呼んだり、二つの月を合わせて「二夜(ふたよ)の月」と呼ぶなど、月を愛でる風習をとても大切にしてきました。
このため、中秋の名月にだけ月見をし、十三夜を祝わないことを「片見月」と呼び、忌み嫌っていたそう。
この説は、吉原の遊女が発端とされ、中秋の名月を吉原で過ごした場合、「片月見を避けるために十三夜の月も吉原に出向かないと行けない……」と、客寄せのために使われた言葉が広まったのではないかという説もあり、やや商売気を感じさせるものです。
季節的には、稲作の収穫を終える地域も多く、収穫祭の意味合いもあり、栗と豆の収穫時期であることからも「栗名月」「豆名月」ともいわれてきました。
「十三夜」を祝うようになったのは、延喜19(西暦919)年9月13日、寛平法皇の頃という説があります。秋は空気が澄んでいて、とても月が美しく見える季節。
昔から十三夜は、満月に次いで美しい月といわれ、中秋の名月を「前の月」、十三夜を「後(のち)の月」と呼んだり、二つの月を合わせて「二夜(ふたよ)の月」と呼ぶなど、月を愛でる風習をとても大切にしてきました。
このため、中秋の名月にだけ月見をし、十三夜を祝わないことを「片見月」と呼び、忌み嫌っていたそう。
この説は、吉原の遊女が発端とされ、中秋の名月を吉原で過ごした場合、「片月見を避けるために十三夜の月も吉原に出向かないと行けない……」と、客寄せのために使われた言葉が広まったのではないかという説もあり、やや商売気を感じさせるものです。
旧暦の9月13日は大体10月上旬〜11月上旬
旧暦の9月13日は新暦で大体10月上旬〜11月上旬(今年は10月25日)で、気候的には清々しく、月見に申し分のない時期。
「十三夜に曇りなし」とも喩えられるように、宴を催すには最良のタイミングだったのでしょう。
いずれにしても、月の満ち欠けは農耕文化の人々にとってカレンダーの役割を果たし、とても大切にされてきました。月を崇め、感謝の気持ちを捧げることは、暮らしのなかに今以上に溶け込んでいたのでしょう。
「十三夜に曇りなし」とも喩えられるように、宴を催すには最良のタイミングだったのでしょう。
いずれにしても、月の満ち欠けは農耕文化の人々にとってカレンダーの役割を果たし、とても大切にされてきました。月を崇め、感謝の気持ちを捧げることは、暮らしのなかに今以上に溶け込んでいたのでしょう。
どこか切ない「十三夜」。小説のタイトルにも
五千円の肖像に、女性として初めて描かれた樋口一葉
十三夜は十五夜と違い、満月になることは決してありません。満月に満たない月を見て宴をする風習があったのも、また面白いことですよね。
この日本独特の感性は、小説などにも生きているようです。
日本近代小説を築いた樋口一葉の小説に『十三夜』があります。
また、鈴木雅之さんの37枚目のシングル『十三夜』(作詞・作曲は、さだまさしさん)があります。
作品が描かれた時代は異なりますが、いずれも満月に象徴される栄華や幸福感ではなく、どうにもならない人生の切なさや悲哀を感じさせてくれます。
少し欠けた月に、ままならない思いを重ねてみる……。
日本人のメンタリティとしては、案外こちらのほうがしっくりくるのかもしれません。
ぜひ今夜は、十三夜をしみじみと祝ってみてはいかがでしょう。満月の月見とはまたひと味違う、感慨があるかもしれません。
この日本独特の感性は、小説などにも生きているようです。
日本近代小説を築いた樋口一葉の小説に『十三夜』があります。
また、鈴木雅之さんの37枚目のシングル『十三夜』(作詞・作曲は、さだまさしさん)があります。
作品が描かれた時代は異なりますが、いずれも満月に象徴される栄華や幸福感ではなく、どうにもならない人生の切なさや悲哀を感じさせてくれます。
少し欠けた月に、ままならない思いを重ねてみる……。
日本人のメンタリティとしては、案外こちらのほうがしっくりくるのかもしれません。
ぜひ今夜は、十三夜をしみじみと祝ってみてはいかがでしょう。満月の月見とはまたひと味違う、感慨があるかもしれません。
近畿でも木枯らし1号
2015年10月25日 11時34分
日本付近は、西高東低の冬型の気圧配置となっています。
昨夜、東京地方で木枯らし1号が吹きましたが、今日は近畿地方でも北よりの風が強まりました。
午前10時までの、各地の最大瞬間風速は以下の通りです。
大阪 13.0メートル(北)
神戸 14.0メートル(北)
京都 13.2メートル(北北東)
舞鶴 16.0メートル(北北東)
彦根 18.5メートル(北)
奈良 6.9メートル(北北西)
和歌山 16.3メートル(北)
このため、大阪管区気象台は25日、「近畿地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
昨夜、東京地方で木枯らし1号が吹きましたが、今日は近畿地方でも北よりの風が強まりました。
午前10時までの、各地の最大瞬間風速は以下の通りです。
大阪 13.0メートル(北)
神戸 14.0メートル(北)
京都 13.2メートル(北北東)
舞鶴 16.0メートル(北北東)
彦根 18.5メートル(北)
奈良 6.9メートル(北北西)
和歌山 16.3メートル(北)
このため、大阪管区気象台は25日、「近畿地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
近畿地方の木枯らし1号の条件
・霜降(10月24日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)まで
・西高東低の冬型の気圧配置
・北よりの風が吹き、最大風速8メートル以上
・西高東低の冬型の気圧配置
・北よりの風が吹き、最大風速8メートル以上
東京地方で木枯らし1号が吹きました
2015年10月25日 10時21分
24日23時50分 関東地方の風向・風速
24日、東京地方で「木枯らし1号」が吹きました。昨年(10月27日)より3日早い観測です。
日本付近は、西高東低の冬型の気圧配置となっています。
このため、関東地方は24日、北よりの風が強まりました。
東京では24日午後11時54分に最大瞬間風速13.3メートル(北北西)を観測しました。
このため、気象庁は25日、「24日に東京地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
(追記:観測時間と最大瞬間風速が訂正されました。)
このため、関東地方は24日、北よりの風が強まりました。
東京では24日午後11時54分に最大瞬間風速13.3メートル(北北西)を観測しました。
このため、気象庁は25日、「24日に東京地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
(追記:観測時間と最大瞬間風速が訂正されました。)
東京地方の木枯らし1号の条件
・10月半ばから11月末までの間。
・気圧配置が西高東低の冬型になっている。
・風向が西北西~北。
・最大風速が、おおむね8メートル以上。
・気圧配置が西高東低の冬型になっている。
・風向が西北西~北。
・最大風速が、おおむね8メートル以上。