体操の世界選手権は28日、英国のグラスゴーで男子団体の決勝が行われ、日本は内村航平田中佑典加藤凌平白井健三、萱(かや)和磨、早坂尚人の6人で臨み、計270・818点を挙げて37年ぶり6度目の優勝を果たした。内村が全6種目に出場してチームを引っ張り、中国の7連覇を阻んだ。

 日本の男子団体は2004年アテネ五輪で金メダルを獲得しているが、世界選手権での金メダルは笠松茂や塚原光男らを擁して優勝した1978年ストラスブール(仏)大会以来。(グラスゴー=河野正樹)

 【男子】

 ログイン前の続き▽団体総合決勝

 ①日本(内村、田中、加藤、白井、萱、早坂)270・818点(ゆか47・258点、あん馬45・166点、つり輪43・798点、跳馬45・766点、平行棒45・665点、鉄棒43・165点)②英国270・345点③中国269・959点