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サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

梅雨の合間の晴れの日  いざ「パインレイクかわせみ」釣行!

2011-06-10 18:37:53 | フライフィッシング
自宅から約80kmの距離にあり、早朝であれば1時間ちょっとで行ける「パインレイク」

午前券で12時まで釣りをして、渋滞の起きる前に帰ってくるパターンが私の定番。
今回も朝4時半過ぎに家を出発して、5時45分には「パインレイク」に到着しました。


朝は風もなく絶好のコンディション?


一日券が7,000円、半日券が4,500円とちょっと高めの値段設定。
そう簡単には釣らせてもらえず、ちょっとだけ戦略的なこともあってか、奇数日であるフライの日は、そんなに混みあうこともなく、まったりと釣りを楽しむことが出来ます。

今回も場所取りの必要もなく、ゆっくりと仕掛けをセットし実釣開始。
朝一は、まれに水車が止まっている場合があり、ドライフライにとって天国の様な夢の時間帯!

一投目。
10m程先にサスペンドしていた70cm前後の大型「ロックトラウト」の鼻先にフライを落とすと、大きな口を開けて見事にフライを咥え込みました!
ところが、いつもの調子でアワセを入れると、見事にアワセ切れ!
4Xのティペットで万全のつもりでしたが、一投目はどうしても力が入ってしまいます。

気持ちを取り直して2投目。
今度は約20m先の水車の手前まで投げ込みます。 “パクッ” 来ました!
何度となく「パインレイク」に来ていますが、最初の2キャストで2バイトなんて初めてです。

これがまた引く引く! 右に左にファイトすること約5分。
上がってきたのは60cmの「ピンシャン・レインボー」

どうですか、この綺麗な魚体! 文句のつけようがない“まさにピンシャン”です。


ちょっとポイントを荒らしてしまったか? 5分程反応が無くなってしまいましたが、またまた来ました!
痩せ気味ですが、55cmクラスのナイスレインボー。

#14のエルクヘアカディスをがっちり食っています。


6時45分。あららっ… 水車がまわりだしました。
段々と反応もなくなり、ここからはゆっくりと釣ることにします。

それでもいつもより状況は良く、アワセ切れやらすっぽ抜けやら、それなりに好反応が続きます。
3本目は35cmほどの「パインレイク」では珍しい小型サイズ。 (写真は割愛)

4本目は「パインレイク」名物のロックトラウト。 サイズは55cmくらいかなぁ…


その後、ロックトラウトが連発! こいつは60cmほどのサイズですが、尾ビレがちょっと…

このロックは色が薄めの個体。 それにしてもロックトラウトは良く引きます!


午前8時半。
この時点で6本。決して上手くない私にとって、こんなに好調なのは初めてです。

7本目は「#14のアントフライ」に出てきました。
このレインボーも60cmクラス。とにかく、このでっかいヒレを使って右に左に大暴れ!


午前9時過ぎ。
段々と渋くなってきました。ここから10時まで激渋が続き、休憩することにします。


トーストをご馳走になり、雑談をしながら30分ほど休憩していると、3人ほどが休憩にあがってきます。
やはり周りの皆さんも渋いようです。


今回は午前券なので残り一時間半、キャスティングの練習だと思って釣りに戻ることにします。
インターメディエイトにマラブー、ドライラインにエルクヘアカディスと交互に探りますが、全く反応なし…。
やっとの思いでレインボーをキャッチしたのは45分後。
インターメディエイト+マラブーに来た久しぶりの一本。これまた60cmクラスのナイスワンです。


綺麗なヒレを見てください。 この巨体にして完璧なコンディション。
そんなに数は釣れなくても、こんな奴がドライに出てくるってとこが「パインレイク」の魅力。


午前11時半。残り30分。
キャスティングを教わりながら、投げ続けていると、ドスンと重い手応え。
ほぼ向こうアワセでフッキングさせると、もの凄い勢いでラインが出ていきます。
バッキングまで出され、ほぼ対岸まで持っていかれました。
でかい「ロックトラウト」にスレ掛かりでもしてしまったのかと思いましたが、今度は手前に向かって泳ぎだします。
慌ててラインを巻き取り、5m程の距離に縮まったところで奴の姿が見えました!

ちゃんと口に掛かっています。
しかも70cmを優に超え、80cm位はあろうかという「超スーパーレインボー」

が…首を振った瞬間、痛恨のフックオフ!
「逃がした魚はデカかった!」と言いますが、今まで見たこともない、とんでもない魚体でした。

このファイトを最後に今回は終了。
釣果は8本。半日で8本は私の記録です。次回は最後にバラした巨大な奴にリベンジです。