お客様から学資保険の相談を受けることがあります。
「加入の目的は?」ときくとほとんどの方が「貯金」と答えられます。その場合、学資保険はおすすめしません。満期までに支払った保険料と満期で受け取れる金額を比べると、今はほとんどが受け取れる金額が下回ってしまうからです。それでは貯金の目的を果たしていませんので、銀行などの積み立て預金をおすすめします。利息はほとんどありませんが、掛け金を割り込むことはありませんので。
「銀行に貯金すると途中で使ってしまいそうで・・・」そういう方には「短期払いの終身保険」をおすすめします。短期といっても最低10年ですが、支払い期間が10年とか15年で終了する終身保険です。
支払い期間中に解約すると、支払った金額を下回る額しか受け取れません。ただ、支払い終了後、1年後とか2年後とか好きな時に解約すれば支払った以上の金額が戻ってきます。解約せずにずっとおいておけば戻ってくる金額は年々増えます。支払い期間中に解約すると損してしまうので、貯金が苦手な人にはこういう方法もあります。銀行に積むよりも利息はいいと思います。途中解約さえしなければ・・・。
これは保険ですが、自分は金融商品としておすすめしています。保険は保険で別に掛け捨てのものをおすすめします。
今は貯金と保険を分けて考える時代だと思いますので・・・・。