いじめの原因・動機(続き)

2007-02-17 11:30:26 | 時事報道放談
書き足りない・・・というより、未整理感で・・・続けます。

そもそも、警察が使用する「犯罪の原因・動機」とは、何でしょう。
原因と動機を同義にしたような使用をしていることを見ると、明確な定義をしていないと考えられます。

新聞報道などでよく目にする表現は、
犯行の動機は・・・恨み、怨恨、性欲、金銭欲、ねたみ、
・・・・分かりやすいからかな・・・その方が。

「怨恨が動機の犯罪」なんて表現は良く聞きますもんね。
「好ましい対人関係を構築するコミュニケーション能力の欠如」が原因で、恨みによる怒りを制御できずに、犯行に及んだ・・・と説明すれば、犯人の矯正、更生の方向も示唆することになるので・・・その方がいいと思うけど・・どう・・かな。

・・・・ん~・・・????

昨日書いたように、「身勝手な、自己中心的な、利己的な優越感を充足させる動機で、他人を犠牲にした犯罪」・・・と多くを当てはめることが出来るように思えるんだけど・・・
もちろん、犯人はそのような表現でそんなことを考えながら行動したのではないのですが、客観的説明を試みなければ修正の方向が曖昧になります。

性欲や金銭欲を動機と説明すれば、それを充足させる方法が修正の方向と誤解される可能性もあるからです。


心理学的というのか、思い付きをもう少し並べてみると、
人の本姓としての暴力衝動、性欲、金銭欲、支配欲・・・
優劣のコンプレックスで一まとめに出来るかも・・・人が社会的(対人接触が不可避)であるが故のコンプレックスだわね。

そういうことに関する見解は「防犯論議」「高慢の定義」や「私見アウフヘーベン」などで書いてきました。・・・結局、戻ちゃうんだね・・・
根っこの議論、つまり人の本姓の客観認識から始めといた方が結論が早いということでも・・・。

言葉の定義が統一されていないかもしれないことも、進歩を遅らせることになる場合があることに気付かせてくれる・・・
警察言葉、市民社会の生活言葉、言語学・心理学等の言葉・・

まぁ、いろんなテーマを含んだお題になっちゃったけど・・まっいいや、まだ整理できそうにないし、このへんでチョン!