季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

阿弥陀仏にであう旅

2018-04-21 13:16:39 | お出かけ、旅行
 3月から月一回のペースで夫と、西国の阿弥陀仏を巡るツアーに参加しています。

 参加しよう~と決めたのは、
各お寺で法話が聴けること。
いわゆる観光寺でないこと。
個人で行くと、なかなか見せてもらえない仏像を、案内つきで見せてもらえること。。。

 3月、4月に行ったお寺で、
   奈良 香具山の麓にある 浄土寺(じょうどじ)
   奈良 山の辺の道にある 長岳寺(ちょうがくじ)
   奈良 東大寺北門にある 五劫院(ごこういん)
   奈良 斑鳩の里にある  吉田寺(きちでんじ)  
   奈良 平城京内にある  喜光寺 きこうじ)
   奈良 柳生街道にある  円成寺(えんじょうじ)等々

 シチュエーションが凄いでしょう~~

 今回訪れたお寺のひとつ、
喜光寺のご住職は、薬師寺の館長さんも兼ねてらしてで山田法胤さん。
副ご住職がお若い方でしたが代表をされていました。

 30歳代かとお見受けしましたが、お話がとてもお上手でひきこまれました。

 (手を打てば、鳥は逃げるが、鯉は来る)
 一つの物事でも、それぞれが生きてきた自分の物差しでしか、物事が見えず、行動できな  い。。。というたとえです。
 
 相撲協会のこと、セクハラ問題に話は及びました。

 そして
 (お寺は心の吊り革)と考えてほしいと言われました。
 疲れたらそっと手を伸ばして吊り革を持つように、
心が疲れたら、お寺を訪れてほしい。。。と話しを締めくくられました。

 このお寺 喜光寺(きこうじ)は、東大寺大仏殿を建立するとき、
(試みの寺)として1/10の大きさで作られたそうです。
 
 さすが お若いご住職だけあり
「お堂の中の仏像の写真等 撮ってSNSにアップしていただいていいですよ~」とのことでした(他のお寺では、お堂の中の写真撮影は禁止です)
 

 

 
 美しい庭園で有名な円成寺(柳生街道沿い)は標高380mで、
奈良市でありながら、青森とほぼ同じ気温だそうです。
 

 浄瑠璃寺は京都の木津川にあり、
阿弥陀仏が、お堂の中に横並びに九体並んでおられます。
九体阿弥陀(くたいあみだ)として有名です。

 池を挟んで向こう側が彼岸、九体佛が並んでいらっしゃるお堂が見えます。
私が写真を撮っている池のこちら側が此岸(しがん)という設定です。
 

 逆光で撮れてないと7思っていたのですが、偶然にも夕映えの光が映り・・・
 西方浄土の光(?)・・・(笑)

 長々とごめんなさい  備忘禄も兼ねていますので・・・

   今日の絵手紙です。
 

 鯉のぼりを、大空に放ちました~~^^