季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

幽霊の話

2018-10-14 07:18:00 | 日記
 朝晩冷え込みを感じる今日この頃。。。
幽霊の話しなんて・・・ですが、
とっても興味深いお話だったのですが、来年の夏まで覚えている事は、ほぼ不可能ですので、
覚えている間にアップしますね^^

 青山尼僧さんのお話の一部です。

 幽霊の姿、頭に描きながら読んでくださいね。

 後ろにたらした長い髪の事を(おどろ髪)と言うのだそうです。
過去のしがらみに心を乱し執着する姿を表し、
 前に力なく垂らした両手は、
未だ来ていない未来に取り越し苦労する迷いの手だそうです、
 足がないのは地に足をつけていない姿。。。
そして、誰かを恨んでいるおどろおどろしい目・・・
 つまり、幽霊に姿とは、とりもなおさず、
今 生きている愚かな人間の姿を現しているのだそうです。

 さて、北陸のある会場で、高僧の法話の後、この幽霊の絵を見る会が催されたそうです。

 この後、あるおばあさんは「ウチの嫁の目を見ているような恨めしい目だっと」た言い、
また、あるおばあさんは「私は、あんな目でウチの嫁を見ているのだろうか」と言われたそうです。
 
 「同じ一枚の絵を見ても、人は自分の心のフィルターを通してしか物を見ることができないのですよ」と話されました。

 私はどんなフィルターを通して物事を見ているのか・・・
大いに考えさせられるお話でした。

 今日の絵手紙です。
 先日(絵手紙を描くように)と、なおちゃんから、枝と葉のついたドングリ、
鷹の爪、そして枝と葉を付けた柿をモチーフにもらい、シワシワになった栗^^以外は
やっと描けました\(~o~)/
 これも、パステルです。